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あのぅ。 最近運動不足解消も兼ねて、あれを始めてみたんですよ。 リフティング。 うん。 ランニングとかウォーキングとかそーゆうんじゃなくてね。 リフティングなんですよ。 リフティング。 リフティングって知ってます? あの、サッカーボールを落とさないように蹴り上げ続けるやつね。 あれをね。 やってるんですよ。 毎日。 一人で。 黙々と。 いや、黙々とって言っても1日15分くらいなんですけどぉ。 今、2週間くらい続けてて、15回までいきましたね、15回。 で、2週間で15回できてわかったんですけどぉ。 『物事、やらなければうまくならない。』 いや、まぁ、そんなんは当然なんですけど、あの、ONはね。 中学の頃、体育の授業でサッカーとかやると、面倒くさくてダルいからゴール付近で不真面目な友達とず~っとしゃべっててボールなんて全然触んなかったんですよ。 そんなもんだから、リフティングのテストの時、3回しかできなかったんですよね。 2回チャンスがあったんですけど、2回とも3回しかできなかったんですよ。 そりゃまぁそーですよ。 授業で全然ボール触ってなかったんですもん。 そんなんいきなしやれってったって無理っすよ。 ということでまぁ、その後、なんとなく自分はリフティングが下手だっていうリフティングコンプレックスみたいな感じで大人になってしまったんですよね。 と、いうような経緯があったのちの15回なんですよ。 わかります? これは凄い15回なんですよ。 今までのコンプレックスを吹っ飛ばすような起死回生の15回なんですよ。 輪廻転生の15回なんですよ。 ということでね。 ちょっと話を吹っ飛ばしますけど、あの、なんか、最近ツイッターとかで理想の男子像みたいな絵ぇが回ってたりするのを見ると、 『やる気がなさそう』 『ダルそう』 『でもなんでもできちゃう』 みたいな感じのことが描いてあったりするんですよ。 これはどうだろうか! リフティング15回はやらないとできないんですよ! でもやり続けたらできたんですよ! いや、理想像にムキになって反論するのもあれなんですけどぉ。 いや、理想像に反論するっていうか、女子の理想を見て、それに向かおうとする男子に警鐘を鳴らしたい。 ダルそうにしていてなんでもできる奴はホントに稀な存在で、大半はダルそうにしていては何もできるようにならない! んですよ。 だから、一生懸命がカッコ悪い風潮が蔓延すると、元々平均以下の能力しかない男子が死亡するマズい社会になってしまう! んじゃないかと思うんですよ。 それにね。 ダルそうにしていて、なんでもできる稀有な存在の人も、その能力には限界がある! んですよ、恐らく多分。 実際、特にやる気なないんだけど、なんかスマートになんでもこなしちゃうってのは、まぁ、そーゆう人はたまに居ますけどぉ。 そーゆう人っていうのは血統がいいんですよ。 前に遺伝子の話で書きましたけど、恐らく、先祖代々が頑張ってきたおかげで、割り振られたアビリティの高い人なんですよね。 だから今回の人生では特に頑張んなくても今までの財産でやりくりできるような血統の人。 ただねぇ。 そーいう人も高校とか、せいぜい大学とか、そのくらいは財産でなんとかなっても、その先くらいになると、だんだん努力組に肉薄されてきてしまうんじゃないかと思うのですよ。 そこまで来た時に、うまく変われる人なら良いんだけど、そこまで来てもまだやる気なく財産でどうにかしようとしていると、どんどん転落していってしまうのではなかろうか。 だからね。 血統の遺伝子よりもONは努力できる遺伝子を重要視した方が先々きっと勝ち組になると思うんですよね。 とはいえ、まぁ、昔とは時代が違うんで、やっぱし熱血系はもう無理だと思いますんでね。 それも踏まえて、女子の理想像の理想としては 『やる気がなさそう』 『ダルそう』 『(に見えて、実は案外頑張り屋で)なんでもできちゃう』 くらいにすれば、いいんじゃないですかね、どうですかね。 せがれ達もクールぶって斜に構えているだけでなく、やる時はガッとやれる人間になってもらいたいものです。
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一生懸命に何かに取り組んだ経験は掛替えの無い財産だからねぇ。
男女問わず、異性が思う理想像に
無理して近づこうとする
又は無理して遠ざかろうとする
その葛藤も大切だと思うよ。
投稿者: itou | 2015年11月21日 01:02