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| 初めて子供が産まれた頃、ONは育児に関して結構保守的なところがあって、例えばオモチャなんかも、プラスティックの安っぽいものよりも、木でできた質の良い物を与えたかったし、ゲームなんかはなるべく大きくなるまで与えたくなかったし、テレビも仮面ライダーとか戦隊とか刺激の多いものは見せないで、NHK的なものとか動物的なものなんかを見せたいと思っていたわけなのです。 が。 いや、周りの状況、とか。 金銭的ななにがし、とか。 そーいった理由もあって、初めは不本意ながら。 誠に不本意ながらそーいったあまり触れさせたくなかったモノ達に触れていってしまったわけなのでございまして。 まぁ、結局のところドップリと浸かっていくことになるわけなのでありますが。 月日は過ぎ、子供達は成長し、長男トトムなんかはもうすっかり少年になってきたのでありますが、その十数年の成果を見るにつけ、特に悪くはなかったなと。 いや、むしろ良かったんじゃね？ と。 トトムが小さいころ家族で燃え上がって見ていたマジレンジャーのオープニングを先日YouTubeで見ながらちょっと涙ぐんでしまいながら思ったわけなのであります。 うん。 まぁ戦隊物に言及して言いますとね。 確かに刺激も強いし、展開も早くてせわしないし、なによりバンダイさんのオモチャとの連携が凄まじく、なんとかしてオモチャを買わせよう攻撃がそりゃあもう大変なもので、正直辟易させられるのではございます、が、しかし、結局のところ思うのは『付き合い方』なのかなぁと。 うちの場合良かったのは家族ひっくるめてハマってみんなで楽しみ尽くしたということだと思うんです。 これが、適当にテレビを見せてオモチャを与えて勝手に遊ばせるだけだったら、果たして、どういう結果が出たのか。 それはまぁやってみないとわからないし、その他のものとの兼ね合いもあるのでどうこう言えるわけではないのですが、少なくとも我が家においては、マジレンジャーというのは家族みんなのかなりキラメキ度の高い思い出として今も君臨しているわけで、バンダイさんのオモチャ買え買え攻撃に辟易させれるコンテンツではあったとしても、まぁ、上手く付き合えたと思うし、得るものは大きかったなとも思えるのであります。 結局どれもこれもそうなんじゃないですかね。 付き合い方次第で良くもなるし悪くもなる。 実際マジレンジャーはお話自体すごく良く作りこまれてて、オモチャも選んで買えば非常にクオリティの高いものも多かったです。 大人がうまく誘導して、上手に付き合えば凄く楽しめるし、得るものも多いのに、『子供に悪影響を与える』というイメージにとらわれてハナから遠ざけて触れさせもしないというのは、非常にもったいないことなのではないでしょうか。 自分の中の偏見や固定観念を取っ払って実際に飛び込んでみたら、案外楽しい物も世の中多いのではないかと、そのように子育て中期に入ったONは思うのであります。
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マジ？
投稿者: itou | 2015年12月23日 12:08
そう言うよりも
前回の猫の話だがアイツはどうしたんだ？
投稿者: ひーつん | 2015年12月25日 21:48