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勉強の嫌いな子供に勉強をさせる方法

トトム(中1)の成績が下げ止まらない。




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子供に勉強をさせる前に、そもそも勉強とは何か。
そこのところから自問する日々が続いています。
学校の勉強は果たして必要な物なのかどうか。
結論から言うと、まぁ、やはりある程度は必要だろう。
と、一応社会に出て初老を迎えたONは思うのであります。
よく、中高生なんかは、『こんな勉強したって実生活で使うことなんてないじゃん』と申されます。
確かに使わない。
全然使わない。
因数分解なんて使わないし、古文なんて使わないし、電子分解なんて使わないのです。
そう。
使う使わないで言えば概ね使わないのだ。
しかし、やはりしておいた方が良いと、ONは結論付ける。
なぜか。
理由は幾つかあるのですが、今回は『頭の使い方』の視点から。
人間が人間として生きていくには、結局のところ脳みそのパフォーマンスが物を言ってくると思うのです。
そもそも人間が生物界で覇権を握ることが出来たのは脳みそを発達させてきたおかげであり、脳みそを上手く使うことができれば、どんな牙にもどんな鎧にも勝てるのです。
そして、この脳の発達は、時代を追う毎に更に重要になってきていて、一昔前は、一昔前といってもほんの一世代。 ONの時代にはまだ勉強しなくても生きていく道は結構あった。 のではないかと思います。 しかしその後数十年でその道はどんどん細くなってきている。 例えばスポーツ界にしても、ただ運動ができるやつよりも、計算や駆け引きをして勝負できる人間であったり、トレーニングや肉体管理も、より科学的・近代的になってきて、頭を使える人間が勝ちにいけるようになってきている。 ONの時代はまだそれが過渡期で、時代はそちらに流れているものの、そんな科学的なやり方よりも、もっと野性的な英雄の方がずっと強い、みたいな考え方が主流で、そんなマンガや映画が数多く見られました。 そして確かにそれはとてもカッコ良く、ONもご多分に漏れず、そんな物語を見て心をうち震わせていたものでした。 しかし、今思うと、それは時代の流れについていけない人間がなんとか古い考えにしがみつこうとしてそれを肯定している姿だったのかもしれません。 結局、それから数十年たった今、スポーツはより科学的になってきて、もはやそれが当たり前の世の中になってしまいました。 時代は完全に流れたのです。
また、一件勉強とは無縁に思えるお笑いの世界なんかでも、最近は実は高学歴な芸人が結構出てきたりしていて、笑いも計算の時代に入っていくのかもしれません。 そういった、技能を使う芸能の世界でも、なんとなくですが、一昔前の"若いころはヤンチャしましたが芸能界に入ってひと暴れします"的な人間はもう出てきにくくなっている気がします。
不良の世界なんかでも、ONの時は『悪(わる)』というのは英雄的な存在で、勉強ができなくてもスポーツができたり、喧嘩が強ければ憧れの的になれたものですが、最近はしかし残念ながらそういう人間は『DQN』と呼ばれ、以前のような憧れの存在ではなくなってしまいました。 また、更にその先のヤクザの世界なんかにしても、いや、その世界のことはよく知りませんが、振り込め詐欺とかほにゃらら詐欺とか、前よりも頭を使わなければしのげない世界に変わってきているのではないでしょうか。 果たしてケンカが強いでけでヤクザの世界で上にいけるのでしょうか。 やはり、その世界でも前より脳みそが必要になってきているのではないかと推測します。
このように、どの世界においても、昔よりも今の方がより頭脳が重要になってきていて、そして、今後も更にその流れは加速していくのではないかと思います。
その上で必要になってくるのがやはり勉強なのではないかと。
勉強の内容。 因数分解や古文や電子分解などを実生活で使うか使わないかは重要ではなく、そのような『頭の使い方』を学ぶことが重要なのです。
数学的な頭の使い方、古文を読み解くような使い方、化学式を理解する使い方。 そういったあらゆる方面の使い方をすることで脳みそはより活性化され、パフォーマンスが上がっていくのではないか。
そうしていろんな使い方ができるようになった脳みそは、あらゆる場面で柔軟に力を発揮できるようになり、それがイコール『生きる力』につながっていく。
そういうものなのではなかろうか。
みたいなことでどうでしょう、中高生の皆さん。 勉強をやるきっかけになりますでしょうか。



また、他にも勉強をした方がいい理由はありまして、その辺もいずれ書いていければと思います。



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コメント (4)


さく:

頭の使い方…私には全然足りてないなあ。

頭の使い方とは少し違うかもしれませんが大学生になって日本語を音読しなくなったこともあり、話しが詰まったりするんです。笑
国語の授業での音読も必要なものだったのかな、と感じています。

キウイ食った後の舌に残る感じ:

「『学校で習った知識なんて将来役に立たない』なんて言うのは、その知識を将来役に立たせられなかった負け犬のセリフだ。
勉強が出来なければいい学校に入れない。いい学校に入れなければ進路が狭まって夢が叶わなくなる。」
みたいな事をぱにぽにのベッキー先生が言ってた気がする

itou:

教室という特異な環境で、教科書と教師というコレ又社会に出ると存在しない物と人が将来ほぼ使わない事を教えて、テストという究極的な公平な土俵で評価を受ける。
学校って今考えると凄い所だったんだ。
ONさんの仰る通り何を学んだよりも大切な事が山ほど有りますね、
でも学校という所でしか経験出来なかった事も一杯ありましたね。

ひーつん:

(無言)



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作者 女房 '02.11誕 '07.05誕 '14.05誕 本体サイト

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