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勉強の嫌いな子供に勉強をさせる方法2

勉強した人間だけがわかる真実。




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前回は『頭の使い方』の視点から、勉強の必要性を説いていったわけですが、もちろんその他にも勉強をしておいた方がいい理由はたくさんありまして、まず第一に当然のことですが、勉強すればお金持ちになれる。
通常、芸能職以外の一般職では、学歴の高い順に良いポストに就いていって、上から順にどんどん埋まっていくわけで、平均的な人間は平均的なポストに、底辺の人間は底辺のポストに。 まぁ、例外はもちろんあるにせよ、多くの場合はそんな感じで決まっていくわけで、それが残念ながら現実でしょう。 生まれたばかりの時は可能性は無限であり、なれないのは天皇陛下くらいのものですが、小学校、中学校の成績次第では、成れるものが徐々に減っていき、高校卒業する頃には更にガクンと減り、知らぬ間に将来就ける職業は制限されていくのです。 しかも自分の知らないままに。 そーゆうあれですよね。 データが腕とかに表示されればもっと現実的に考えられるのもかもしれませんね。 日々生活している中で徐々に成れる職業数値が減っていくの。 定期テストが返ってくると、ガクンと減ったりして。 したら『うわ、ヤベッ』って思えるのかもしれませんけど、残念ながらそんな数値は表示されませんので、影で数値が減っていくのは誰もわからないのです。
また、前回は学校で習った勉強は実生活では全然使わないと書きましたが、実はそんなことはなく、案外使う場面は多かったりもするのです。
例えばONの例でいきますと、ゲームを作る時にボールの軌道を計算するのに三角関数が必要になった時がありまして、その時はもう三角関数なんてすっかり忘却の彼方だったんですけど、一度やったということは確かに覚えていて、ネットで検索してもう一度学び直していたら、徐々に思い出してきて『あぁ、そうだ、そういえばこうだった』と記憶が蘇ってきて、なんとか、プログラムに起こすことが出来たのでした。
しかし、これがもし、当時三角関数を理解しないで生きてきたならば、ネットで検索して読んでも、チンプンカンプンだったかもしれないし、そもそも、ボールの軌道を出すのに三角関数が必要なことさえ思いつけなかったかもしれません。 そうなると、その道は閉ざされてくのです。 そしてその仕事はなくなり、他の道を行くことになるのですが、重要なのはその時『三角関数が必要だったこと』を認識できていないことなのです。 すなわち、本当は学校で習った三角関数が実生活で役に立ったはずなのに、その認識さえ出来ず、そして思い続けるのです。 『学校の勉強はなにも役に立たない』と。
つまり、学校で習った勉強が役に立つと理解できる人間は学校で勉強をしてきた人間であり、学校で勉強をしてこなかった人間はそのことすら理解できない、ということなのです。 怖いですねぇ。
他にも、実は役に立った、という事はホントに沢山ありまして、学校で習うことは役に立たないというのは、大嘘なのでございます。
しかし、そんなONもきっと、知らないがために閉ざされていった道がきっと沢山あるのでしょう。 勉強だけでなく、物事は知れば知るほど、学べば学ぶほど、多くの道が開けていくものなのです。
故に、学校での勉強は、一見必要でなさそうな科目でも、少なくとも小中学校レベルのものは一通りやっておくべきなのである。
と、ONは結論付けるのであります。

続きます。


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コメント (2)


ひーつん:

七五三くらい向けには

しまじろうが第一話から
酒の飲みすぎで 外で下呂を吐くのこと。

その他はみんなで考えあってみよう。

カミイ:

学校は、子どもの可能性を奪いながらも、その代償として、様々な学問の片鱗を教えてくれるところだと思います。
勉強は自分のためにするものなので、分かったときの喜びや、学ぶことの楽しさを大切にしたいですね。
全くお門違いな話ですが、手を伸ばせばなんとかなりそうな領域のことを最近接発達領域といいますが、この見極めがやる気を起こさせるのに重要だと思います。



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作者 女房 '02.11誕 '07.05誕 '14.05誕 本体サイト

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