ピアノ教室(ＧＲＯＷ子育て)

せがれ兄（４歳半）はひとつだけ習い事をしてまして、それがピアノの教室だ。
音楽方面に慣れ親しんできた嫁の、達ての希望で行き始めたわけなんですが、個人レッスンタイプで、親は部屋の隅で座って見てる感じのシステム。　確か３歳の頃から行きだして、もう１年くらい行ってたかと思う。
いつも教室から帰ってくると嫁が『神童だよ！　神童！』などとにわかには信じがたい事を言ってはしゃぎ、せがれもまぁまんざらでもない風にしていたんで、それなりに楽しくやっている模様です。
そんで、今回の出産で嫁が教室に行けないんで、先週・今週とＯＮが付き添いで行ってきたんですけども、果たしてそこに神童は…。

いなかった！

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いや、神童どころかねぇ。
まず行って、出席ノートにシールを貼るんですけど、それで既に１０分経過！
３０分の授業の内、１０分経過！！
授業料幾らだったか忘れちゃったけど、４～５千円くらい払ってんだよねぇ？
４千円としても、4000÷3＝1333.3333円
出席に１３００円て！
せがれ、ブルジョワ！！

そんで出席シールがようやく貼れて、
先生：『じゃあピアノはじめるよ～』
先生：『ドはどこだったか覚えてる？』

せがれ兄、キーをたたく。

レ～♪

先生『惜しい！』

ＯＮ：（惜しいて！！！！！　オマ１年間何やってきたん！！！！！！）

みたいな事や。

先生：『じゃあ先生の真似して弾いてねぇ』

ド～　ドドド～　はいっ

せがれ兄：　…　ドド　…

先生：『う～ん、よく聞いてね』

ド～　ドドド～　はいっ

せがれ兄：　…　ド～　…

先生：『ゆっくりやるよぉ』

ド～～～～～～～　ド　ド　ド　はいっ

せがれ兄：　（あくび）

ＯＮ：（テメそりゃファーーーーーーだろ！！！！！）

とかね。

先生：『じゃあ音だけ聞いて先生が弾いたのを言ってみてね』

ド～　レ～　ミ～　はいっ

せがれ兄：『ド～レ～ミ～♪』

ミ～　レ～　ド～　はいっ

せがれ兄：『ミ～レ～ド～♪』

レ～　レ～　ド～　はいっ

せがれ兄：『ミ～レ～ド～♪』

先生：『よく聞いてぇ』

レ～　レ～　ド～　はいっ

せがれ兄：『ミ～レ～ド～♪』

先生：『う～んと…。』

レ～～

せがれ兄：『ミ～♪』

先生：『ミ～はこれねよく聞いて？　じゃあこれは？』

レ～～～

せがれ兄：『ド～♪』

レレレレレレレレレレ～

せがれ兄：『レ～♪』

先生：『うん、そう！』

レ～　レ～　ド～　はいっ

せがれ兄：『ミ～レ～ド～♪』

ＯＮ：（せがれ兄よ、お前は耳も悪いけどぉ、勘も悪いし、そして運も悪い！）

もうねぇ。　

神童てなに？

なぁ嫁よ。

どこのどの部分が神童よ？

神童っつーか、悪童真っ只中じゃないですか。

そしてせがれ兄よ！　
ていうかゴメン、正直言うとＯＮもレレド分かんなかった。