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癇癪(かんしゃく)について考える その3

昨日ふとせがれ兄の顔を見てみたら、ある変化に気が付いた。
鼻が少し高くなっているのである。
一体いつ頃から高くなってきたのかは分からないが、とりあえず2~3歳位の時は完全にぺったんこだった。
それは、うん。 確かに覚えているのだ。
なぜならその頃よく行っていた小児針の先生に『癇癪持ちの子は鼻が低く、青い静脈がよく見えていて、それがくっきりしていればしている程、強い癇癪持ちだ』みたいなことを言われたから。
そして当然ウチのせがれ兄の静脈は、はっきりくっきりそれはもう露出する程に浮き出ていたのだ。
そんなせがれ兄の鼻が昨日見た時はじゃっかん高くなっていて、そしてその忌まわしき静脈は…。


消えていた!




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いや、これはちょっとビックリした。
小児針の先生は鼻が高くなってきたら癇癪もだんだん治まりますよ、みたいな事を言っていたのだが、そんなバカなと思っていた。 鼻なんて、この時期にぺったんこだったら、もうずっとぺったんこのままでしょ? って思ってた。
それが違うんですねぇ。 へぇ。 鼻ってだんだん高くなるもんなんだ。
そして、鼻が高くなってきたら癇癪もだんだん治まると言っていたのも、間違いではないみたいだねぇ。 実際、ウチのせがれ兄の癇癪は、まぁまだ結構ひどいけど、確実に良くなってきてるからね。 今後もこの勢いで鼻が高くなってってたら、癇癪もなくなっていくんでしょうかねぇ。
よし、せがれ兄よ! 
嘘をつくのだ!! 
ピノッキオ戦法で癇癪を撃退だッ!! 
キミはOK、エブリデイ・4月バカだっ!!


そんでえ~っと。
全然裏とか取ってないし、詳しい人が聞いたら即行でダメ出しされるかと思うんだけど、ONなりになんとなく癇癪が分かってきたような気がするのは、きっと、脳の成長の問題なんじゃないかと。
癇癪持ちの子は感情の制御を司る前頭葉の発達が他の子に比べて遅い、かあるいは、未発達のまま出てきてしまった。 みたいな事なんじゃなかろうか。 んでも、普通に成長していけば問題なく前頭葉も発達してきて、感情のコントロールがしやすくなって、癇癪も収束していくと。 ゆうような感じなんじゃないですかねぇ。 どーでしょうか。

だから思うに。
しつけ云々では変わらないのではないだろうか。
脳の機能で物理的にコントロールができないんだから、その事について何を言っても無駄な気がするのだ。 むしろそれは犬猫に無理矢理お手を教えるような感じであまり人間的な事ではないような気がする。
でも、ウチのせがれがそうであったように、過渡期というのがあるんだと思う。癇癪は癇癪のまま続いてるんだけど、微妙にそれが『甘え』にスリ代わって行く時期が。  そこを逃さず見極めるのが重要で、そっからいよいよ『しつけ』が始まっていくんじゃないでしょうか。
それまではホントしつけどころじゃないと思うんですよ。 いや、癇癪持ちの子を持ったことない人はきっとブーブー言うと思うんですけどぉ。 ホンットにこれ、なんにも成立しないんですよ。 一旦癇癪が始まると。 もうねぇ。 しつけどころか、食べる事も飲む事もさせられないし、遊ぶ事さえ出来ないんですよ。
とにかく治まるのを待つしかない。 こっちが怒ろうが怒鳴ろうが、一切向こうは聞こえてないんですもん。 もう真っ赤な顔して『ガーーーーーーーーーー』って言ってるだけなんですよ。
だからね。 そーゆう時期はもう、あきらめて待ちましょうと。 ONは言いたいわけなんですよ。
まぁ、もちろん。 ただ手をこまねいて待ってるのもあれですからね。
できる事はやっていくわけなんですけど。
まず 癇癪中はとりあえず治まるのを静かに待つ。 で、終わったらその事についてちゃんと話す。 終わるとね。 結構聞いてくれるんですよ。 だから、そん時に何がいけなかったのか、今後はこうしようね、みたいな事をきっちりと言うと。 特に、本当にダメな事とかはね。 こっぴどく言い聞かす。
あとは、なるべく癇癪を起こさせないように、癇癪につながりそうな芽は事前にどんどん摘み取っていく。
癇癪ってのはこれホント、無駄以外の何者でもないと思うんですよ。 その間って完全に全ての動きが止まっちゃうから。 しつけも出来ないし、遊ぶ事もできないんで、得るものが何もないと思うんですよ。 だから癇癪の子ってちょっと損だなぁって思うんですよね。 ウチの場合2~3歳が絶頂期だったけど、酷い時は丸一日。 通常でも半日くらいは癇癪で消し飛んでて、他の子がその間に得ている事が、一切得られないのだ。 ってまぁ、2~3歳って言ったらどの子もある程度は利かん坊になる時期だけどもね。 でも、うん、利かん坊とは明らかに違うんだよなぁ。 利かん坊ってのは現在のせがれ兄くらいのことを言うんだと思う。 癇癪ってのは実際見ると違いが分かると思うんですけど、ホントに何も聞こえなくなって、体とかのけぞっちゃって癲癇(てんかん)か? って思うくらいなのだ。 うおっ、これマジすか?! って思うよホントに。
だからね。 なるべく避けれるものは避けた方がいいんじゃないかなぁと、思うわけなんですよ。
あとはねぇ、小児針とか、レメディとかで予防。 小児針は上手い先生に当たれば、結構起きにくくはなるんじゃないかと思う。 ただ、それは癇癪が治るってわけじゃなくて、一時的に気を静めて起こりにくくなる、みないな感じのような気がする。 レメディも基本的にそーゆう部類だと思うけど、これは逆に収めるのに役立つかな。 癇癪が発生しちゃったらとりあえず飲ます。 みたいなね。 まぁ予防にもつながるけど。 とりあえずマイナスにはならないと思うから、やって損はないと思う。
あとは対応の仕方かなぁ。 癇癪に対していつもしかりつけたりとか、やめろやめろってうるさく言ったりとか、そーゆうネガティブな事はあんま言わない方がいいのではなかろうか。 というのはそういう自分ではどうしようもない事について毎度毎度キツク言われるのは、自己否定の人格形成になりかねないと思うんですよ。 それは一生の問題になるから、なるべくやらない方がいいと思うんですよね。 あとは無駄にガミガミ言うと、向こうも神経が立っちゃって逆に癇癪が酷くなっちゃうと思うんです。 こういう面ではアトピーなんかと一緒で、周りの対応がかなり左右するものなんじゃなかろうか。 どっしりとした対応が望まれるんだと思う。 まぁ、実際は忙しかったりなんだったりで、ついこっちもイライラして爆発しちゃったりするんですけどねぇ。 まぁまぁ、なるたけね。 みたいな。
あとはねぇ、え~っと、これもちゃんと統計を取ったわけじゃないんで、そんな気がするだけなのかもしんないけど、外でおもっきし遊んだ日は癇癪が起きにくいような気がするんですよ。 それとは逆に、たとえば戦隊物のDVDとかを借りてきて、見せた日とかって、せがれ的には凄い楽しんでるんだけど、癇癪の起きる頻度が高かったような気がするんですよねぇ。
だからなんだろう、脳の神経を高ぶらせるような刺激はなるべく避けて、エネルギーがなくなるまで体を動かして遊ばすのが予防につながるんではなかろうかと。 思う次第でございます。


ていうか、ゴメンなさいね。 全然面白くない文で。
今回も笑いどころセロでした。
完全に自分用のメモになってまいましたね。
ホントすんまそんです。



せがれ兄よ! とりあえずキミは、もっと嘘をつけ!! 



--

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コメント ( 8 )


うず。 :

いや。

『ガーーーーーーーーーー』ってとこが面白かったよ。

たぶん。

『ガーーーーーーーーーー』

カメ :

うん、癇癪はしつけ云々ではないと思うよ。ウン。

あいコ :

知っての通りで、私の鼻は
ひじょーにぺったんこなんですよね。
これ、もうちょい大きくなれば
高くなりますかね?

ぶん。 :

胸がぺったんこなのは
脳みそが発達すると治りますか?

匿名 :

上の2人にはあきらめてもらうとして…。
あきらめるのは、試せる方法はすべて試し終わってからでしょう。
かんしゃくの治め方の例です。
特に最後の段落は、参考になさるとよろしいかと。
https://mmh.banyu.co.jp/mmhe2j/sec23/ch269/ch269f.html
かんしゃくでググるといろいろ出てきますよ。

TkG :

鼻が七メートルになれば癇癪なんて治るさ。

大脳生理学的な見地から言ってしまえば癇癪なんてものは脳が未熟から成熟に至る過程におけるある種「性癖」の顕在化でしかないわけです。
大脳新皮質の成長、すなわち知性が欲求をコントロール出来るようになれば自ずと症状は消えるはずです。
5歳。
ここが端境期です。
ON選手も言うとおり、これ以後は癇癪を装った甘えです。
5歳以前に刷り込まれた、癇癪を起こせば自分の欲求が通る、という行動パターンを実行しているに過ぎないので、修正する必要があります。


ただし、側頭葉の器質的損傷や変性はこの限りではありません。
「性癖」ではなく「機能障害」なのでしつけではどうにもなりません。
しかもこの場合、なんらかの芸術的な才能を開花させる可能性もあるそうです。
この場合鼻を七メートルに伸ばしても直らないかも知れません。

actis :

う~ん確かにそうかも
外で思いっきり遊んだ時には
まだキレナイかなぁぁ うちも。

流石に疲れている時はね。。

弟が2歳になって今は殴りあいですけどww

yu- :

自分も癇癪持ちだったんで、なんというか...
母親もこういう風に色々考えてくれてたのかな、と思って
...うん,なかったことにしといて下さい^^;




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