« 前の記事 | HOME | 次の記事 »

癇癪(かんしゃく)について考える その4

癇癪は5歳には終了するという都市伝説はやはり本当なのだろう。
ウチのせがれ兄は現在4歳7ヶ月なのだが、最近かなりハイペースで落ち着いてきている。
依然として怒りっぽい部分は残っているが、パワーも持続力も最盛期に比べると格段に落ちてきている。




スポンサードリンク


ちょっと前に少しヒドくなっていたのは、やはり弟が生まれたことによる環境の変化が原因だろう。 1ヶ月を過ぎた今、せがれ兄もようやくこの環境に慣れてきてペースもつかめてきたのか、今週辺りから、かなり精神的に落ち着きを取り戻してきている。
というか、1ヶ月過ぎて嫁がだんだん動けるようになってきたのが良いのかな。せがれ兄は極度のママっ子だからねぇ。 幼稚園のお迎えに嫁が行くようになったりしたのが、かなり彼の精神を安定させたのかもしれないねぇ。
ONとの仲も普通に見ればかなり良い方だと思うんだけど、やっぱり嫁との関係はそーゆうとのは別次元なんだよね。 ONがどれだけ頑張ってもその域には入れない。 こればっかりはどーしようもないのだ。

まぁそれはそれとしまして、あともう一つの要因として、まぁ、これは比率的には些細な事なのかもしれないけど、『少年として扱う』様になったのも一役買っているのかもしれない。
ON父が登場して以来(過去記事参照)、少しせがれ兄への対応を考え直した我々なんだけども、明らかに甘えと思われる癇癪に対しては断固こちらも抗議する事にしたんですよ。 まぁ、嫁は今までも結構厳しくしてたけどね。 うん。 特にONね。 そう。 今までのマシュウ状態から、おんじ(ハイジ)レベルまで昇華させました。 おんじもある意味ツンデレだしね。 役作りはそう難しくなかったよ。
これはでもやってみる価値はあると思う。 最初こそ、かなり反抗されたけど、次第に向こうもその扱いに慣れてくるようで、あんまし無理を言わなくなるんだよね。 まぁそれが少年として扱った結果なのか、上に挙げたママ復活効果なのか微妙に分かんないんだけど、でもゼロではなさそうな気がするんだよねぇ。
これ、ひょっとするともっと早くにやっといても良かったんだろうなぁ。 まぁ遅すぎはしなかったと思うけど、転換期はもうちょっと前だったと思う。 目安としてはねぇ。 完全に我を失うような癇癪がなくなってきた頃かな。 これグラデーション的になくなってくから、どの辺りだったかっていうのは全然分かんないんだけど、確かにあったんだと思う。 思い起こしてみると最近の彼の癇癪は当時のそれとは完全に違ってるからね。 現在癇癪に苦しんでる人達はそこを注意して観察するようにしたらいいと思う。 そんで、少年として扱うのは父親の方が有効だと思う。 やっぱしね。 父性なんですよ。 そーゆうのは。 男女雇用機会均等法に触れそうですけど、やっぱし父親がビシッと言うのはパワーが違うと思うんですよね。 非常に緊張感が生まれる。 『こりゃあ、かなわん』って思わせられる。 それが例えヒラヒラ体系のONあってもね。
そう思うとねぇ。 癇癪はまぁほぼ遺伝的な要因ではあるけど、親の対応次第ではひどくも長くもなるんじゃないかと、思うわけなんですよ。
特に怒りすぎるママと、怒らな過ぎるパパがタッグを組むと結構助長に拍車がかかってしまうんじゃゃないだろうか。 必要以上に怒る過ぎると、向こうもますます怒りやすくなるし、かといって甘やかすと付け上がるしって感じでね。 そこんとこのサジ加減を時期を良く見定めて調節していくと、案外早い段階で収束させる事もあるいは可能なのかもしれない。 まぁ、実際やったわけじゃないんで絶対とは言えませんけど。 可能性としてね。
でもくれぐれも言っときたいのは、父性を見せるっつっても、何でもかんでも叱り飛ばせば良いってもんじゃなく、本当に向こうに非があった時にね。そして、ちゃんと理にかなった方法でね。 力ずくで服従させるんでは無いって事。 そして叱った後に、もしちゃんとできたなら、精一杯『グッジョブ!』って言ってやる事。 これ結構重要。 叱り飛ばして無理矢理やらせて、子供がそれをやった後に『そんなことはやって当然なんだよ』的な態度をとると、たぶんしこりが残るし、次につながんないと思う。 できたのなら、とりあえず怒りはしまって精一杯誉めてやる。 『よく出来たね、偉かったね。』って言ってやるだけで、今後の向こうのモチベーションはどんどん上がって行く思う。 新人は誉めて延ばす。 これ、基本だね。





あ、しまった。 時間過ぎちゃった。
もうちょっと言いたい事あったんだけども、また後日に。









せがれ兄よ! キミの事はこれから『アーデルハイド』と呼ぶ!



--

[関連]
癇癪(かんしゃく)についてアーカイブ



↓今日のせがれ覚書↓

せがれ弟 0歳1ヶ月
あのぅ、ウチ座椅子があるんですよ。 ビニール素材のね。 バタンて倒すと完全に平らになるタイプの。 そんで、オムツ替えとか、よくそこでやるんですけどぉ。 あのぉ、ボタンがポチッポチッて付いてるんですね。 よくあるじゃない? イメージわきます? こんな感じの素材ね。 んで、そのボタンが一個取れてて穴が空いてるんですわ。 
そこにね。 
オムツ替えん時。 
ウンチがね。 
どろどろどろどろ~!!!!
って。 
入っていきました。 
でへへ。

っていうのが二日前。 もう即行捨てようと思ったんだけど、ガムテープで穴をふさいじゃったらあら不思議! なんか全然使えちゃう!
臭いものにはフタってこーゆうことかしらねぇ。 うふふふ。


いや、ちゃんと捨てます、ホント。
粗大ゴミは注文したんですよ。 うん。 大丈夫。 そんなドン引きしないで?
せがれ兄 4歳7ヶ月
昨日、おもちゃ屋に2人で行ったんですけど、そん時ね。 角でしこたま打っちゃったんですよ。 癇癪ちゃんを持ってる人は分かるかと思うんですけど、そーゆうのが引き金になって、うぅぅぅぅぅぅぅうううううぎゃあああ!!!!ってなるのね。 いつもなら。 それがねぇ。 ビックリした。 泣かないんですよ。 全然。 グッと堪えてんの。 そして、泣かないのもビックリしたけど、それ以上にビックリしたのは、怒んないの。 今までだったら、それに対して怒りまくって、全然関係ないONにまで怒りをぶつけまくって大変な目に合うんですけどね。 しないんですねぇ。 どーゆ変化でしょうかこれは。

アーデルハイドよ。 白パンをあげよう! 2個あげよう。

人気blogランキング
投票で救える命もある!

(クリックするだけ、簡単投票)

毎日手抜きが続いてますが、まだギリギリ順位は保ってます。
ありがとうございます、ありがとうございます。
もう少しすると、復活いたしますので、よろしくお願いします。




主なカテゴリー
ON || 女房 || トトム(兄) || てるる(弟)
育児マンガ(ノンフィクション) || トトムの冒険(フィクション)
ママ業を考える || 子供を育てる社会 || パパの家事・育児参加
癇癪について || アトピーについて || 怒りっぽさ || 怖がり屋
教育・しつけ || お出かけ || 絵本レビュー || 今日のネタ || 買っちゃったもの
このブログについて || 全記事目次 || 1週間でアクセスの多い記事



▲このページの上部へ

« 前の記事 | HOME | 次の記事 »
コメント ( 4 )


いとう :

ドラクエ5のような良い父子関係だ!

ちー :

はじめまして。
ゲームも日記も、いつも楽しく読ませていただいています。

かんしゃくについてですが、こんな記事を見つけたのでご紹介をば……
https://www.ecocolo.com/starblog/organicbase/archives/2007/05/post_53.html

もうおさまってきてしまっているとの事ですが、
りんごやかんきつなんかが効くかもしれません~

にしぴー :

あくまで自分の体験談ですが、自分も昔は母親にべったりで、そのくせ母親に対して癇癪おこしまくってました。
でも高校で問題起こした時に父親とじっくり話し合った結果、父親の偉大さを感じました。
今はママっこでも、意外としっかり父親の事を見てるもんだと思います。
昔にああしてたらこうだったかも、ていうのは親にも子供にもあると思うけど、それがあるからこそ今もあるんじゃないかと思います。
子供も親も、まだまだこれからたくさんの時間を持つ機会があるのなら、これからたくさん後悔したり良かったと思ったりするのは凄く良い事だと思います。

yu- :

癇癪は5歳で収まる?
甘い!!!
俺の癇癪は小3まで続いたぜ!
(親にはホント申し訳なく思っています)




コメントを投稿

 


全ランキングはこちら


全ランキングはこちら
▲このページの上部へ


« 前の記事 | HOME | 次の記事 »

カテゴリー
アーカイブ


最近のエントリー

リンク
■ランキング ■見上げたパパ ■あっぱれママ ■お役立ち ■今日のネタ集め ■健康 ■スペシャル


スポンサードリンク



このブログのフィードを取得
[フィードとは ]


スポンサードリンク




Twitter Facebook
(子育て専用アカウント)
ページビューランキング ブログパーツ
Copyright EYEZMAZE All Rights Reserved.