え~っと、せがれ弟が入院してる時だから、ちょと前のことなんですけど、一応記録のために書いときます。
しながわ水族館にね。 せがれ兄と行ってきたんですけど、いやぁ、その日は小雨の降りしきる、あいにくの悪天候でしてねぇ。 しかも、もんの凄い寒さに見舞われて、大変に辛い旅になったわけなんですけど、まぁ、せがれ兄はというと、そんなのは全く意に介さず、ガンガンに突き進んでいくわけで、子供というのは全く持っておめでたい生き物だなぁ、と、そんなことを思った次第。 で、当地に着いたわけなんですけど、いやぁ、さすがにこの悪天候。 こんな中わざわざ水族館に来ようなんて輩はそうは居ないようで、まぁまぁほとんど貸しきり状態な感じでございました。 そんでまぁ、中に入ってった分けなんですけど、そうねぇ。 水槽を7~8個くらい見た辺りかなぁ。 まだまだ序盤も序盤ですよ。 よ~し、これからサメ出てくるでぇ。って所だったんですけど、なんかそっから先の順路が階段になっていましてねぇ。 しかも、その階段の壁がなぜか全て鏡張り。 おもっきし合わせ鏡でONとせがれ兄の姿が無限に映し出され、せがれ兄の恐怖心をいやが上にも高めていく。 そして良くないことに、その先が暗い。 しかも広い。 もう待ってましたとばかりに引き返すせがれ兄。 『ええ~?!』 ですよ。 どーすべぇ。 まだ10分も経ってないのに! これで終了してしまうのか! いやそぉれはまずいだろう。 いくらなんでも。 もうお金も返ってこないし。 お金はやっぱり惜しいし。 ていうか、お金好きだし。 せがれも好きだけど、お金も好きだし。 正直、お金が好きだし。 と言う事で、とりあえずせがれ兄を抱っこして無理矢理連れて行くことに。 全く持って手がかかるなぁ。 5歳にもなってなんで水族館ごときで怖がるのか。 全くしょーがないせがれだ、つって抱っこして降りていったわけなんですけどぉ。 その先がね。 結構、うん。 暗くなってましてねぇ。 なんか壁中に魚の絵ぇが描いてあって、夜光っぽい塗料を使ってあるのか、むおぉぉおって若干光って飛び出して見えるんですよね。 しかもその日は悪天候により客足が悪く、周りに人がいない。 あのねぇ。 正直言って、オッカナイ。 せがれ兄を抱っこしながら、 ((うおぉ、なんじゃこりゃオッカネェェエエエ!!)) つって、内心ガクガクいいながら歩いてましたもん。 大の大人が。 全く。 しょーがない中年おっさんである。 そんで、その先がね。 あの、よくあるトンネル状の水槽で、天井まで全部水で、その中を歩いていく感じのとこなんですけどぉ。 これもまたオッカナイ。 いやあのねぇ。 怖いのよ。 マジで。 人のいないトンネル水槽は。 様相が一変するんですよ。 なんかホラ。 水族館てBGMとかないじゃない? 人がいないと、モロ無音なんですよ。 水槽のポンプかなんか機械の音だけが『ンーーーーーーーー』って言ってるだけで。 そんで、その中をまた音もなく泳ぐ魚達。 でかいエイとかが頭の上をズオオオオオって通っていくのとか、なんか胃ぃの辺りがキュウってなるんですよ。 いやホントに。 で、面白い事に、客がひとりふたり後ろから来たら、瞬時にその雰囲気が消えるのね。 いつもの水族館になるんですよ。 これあれかなぁ。 ダイビングとかも、ツアーで潜るとかだったら大丈夫だけど、1人とかで潜ったらひょっとしてかなり怖いのかもなぁ。 でも、ダイビングって少なくとも2人ペアでやるんでしたっけね。 でも2人とかでも厳しいかもなぁ。 夜の海とかヤバそうだもんなぁ。 ブルル。 くわばらくわばら。 まま、そんな感じでね。 とりあえず、見てったわけなんですけど、他にも熱帯の魚のコーナーも暗くなってて、そこはもう完全に拒否されて結局見れずじまい。 とにかく、闇が多く、非常にデリカシーのない、水族館でとてもイヤでした。 でも、帰ってからせがれ兄は、会う人会う人に、さも楽しかったように話しまくるわけで。 きっとホントに楽しかったのであろう。 子供というのは全く持っておめでたい生き物だなぁ、と、そんなことを思った次第。 せがれ兄よ! しかもキミ、また行きたいとか抜かしたもんねぇ。
日時: 2008年1月23日 14:18
名前:
メールアドレス:
URL:
この情報を登録しますか?
コメント: