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軽んじられる心の傷

せがれ弟が退院して早2週間。
体調も顔の傷もまぁまぁ回復してきて、一応の落ち着きは取り戻しつつあるといった状況です。
ただアトピーの症状がかなりひどく出てて、 それがなかなか治まらないねぇ。




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で、入院していた病院の先生とか、普段行っているかかりつけの皮膚科の先生とかに見てもらうわけですけど、 どうも微妙に腑に落ちないのは、みんなせがれ弟の皮膚の症状しか見ていないこと。
荒れてるのは確かに荒れてるし、それは一目瞭然であり、早急にヒドくなっているところはふさいでいった方がいいのは分かるんだけども、それでステロイドをペタペタ塗って、薬を山ほど出して、それで終わりなのがなんかムカつく。 それでいいのかいな。 なぜ、一言『クスリの処置も大事ですが、心のケアもしっかり行ってくださいね』というような事を言ってくれないのか。 もちろんひどくなった原因は色々考えられると思うんだけど、今回の場合、一番比重が大きいのは絶対入院のストレスだと思うのだ。 7ヶ月のベイビーがいきなり知らないところに連れて行かれて、母親もいなくなって、泣こうがわめこうが帰ってこない。  どれだけ心細く不安でそして恐怖であっただろう。 ONは実際に見ていないけども、その気持ちは胸が苦しくなる程良く分かる。 そして、その感情はそう簡単に消えるものでない事も容易に理解できる。 退院して2週間。 一見もうそろそろ良いでしょう。 と思えるかもしれないがノンノンである。 そんな簡単に消えるわけがないのである。 彼に今一番保湿が必要なのは、皮膚ではなくて心の方なのだ。 なぜそれを分かってくれないのか。 入院していた病院の先生も、皮膚科の先生も、せがれ弟の皮膚しか見ないで、せがれ弟の心を全然見ようとしない。 更にはせがれ弟を連れて行く女房の心も見ていない。 『ヒドイねぇヒドイねぇ』と連呼して、クスリだけをドバドバと出す。 なぜアトピー患者の母親の心を見ようとしないのか。 どうしてそうやって母親の心を追い込むような事が平気で言えるのか。 何年皮膚科をやっているのか。 全くもって、憤懣やるかたなしである。

ま、でもウチはONがちゃんと理解してて、その辺の事はしっかりケアするから医者に言われずとも大丈夫ですがね。
しかしホントにキッチリやっていかないと、こういうトラウマは後々色んな形で出てくる可能性があるからね。
ONの知り合いに、子供の頃同じ様に入院して独りぼっちになって、その時に、もの凄い淋しさを味わった人がいるんだけど、その記憶はその内どんどん薄れていって自分でもすっかり忘れ去ってったんだけど、大人になってから、1人暮らしをするようになってあるマンションに引っ越したら、いきなり金縛りに合うようになったらしく、よくよく考えたら、その部屋の感じがその入院していた部屋にそっくりだったと言うね。 そんな事もあったりするわけですよ。
心の傷はバカに出来ない。 事に子供の心の傷はね。 そんなん子供なんてすぐ忘れちゃうのよ、と。 多くの人は言うだろうし、実際に忘れていくんだけども、それは本当に忘れたわけじゃあないのだ。 心の奥の方でずっとくすぶり続けていく。 そして何かの拍子にドバッと出てきたりするのだ。 非常に危険なものなのだ。 しっかりしっかりケアしていきたいと思う。






せがれ弟よ!

キミが安心するまで、ずっと泣いていたら良い。
ONとママがキミの気が済むまでずっと付き合っていくよ。



↓今日のせがれ覚書↓


せがれ兄
5歳2ヶ月
魚を見るのもだけど、食うのも興味があるみたいなんで、よく色々食わすんだけど。 今日は『あんこう鍋』をしてみた。
ていうかアンコウ高っ!
美味かったけど、700円のパックじゃあ食いでゼロだぜ。

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とは言え、笑顔も少しずつ戻ってきてるなぁ。
少しずつ前進はしてる。

せがれ弟
0歳8ヶ月

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コメント ( 2 )


いとう :

軽んじているのではなく
医者も7ヶ月の親子の心へは
何をすればよいのか分らないのでは?

すてろいども しょうがないかも知れないが

若夫婦と兄の家族の暖かみが何よりの薬
医者に出来ること
家族が出来ること

ダイジブ
ダイジブ

絶対大丈夫。

あん :

「医者は患者さんの病気を看るんでなく、病気の患者さんを看るんだ」て言葉があります。
たしかに症状だけおさまりゃいいってもんじゃないですね!
アトピーのステロイド漬けはもううんざり。
小児科と連携するとかケアセンターの創設とか、医療制度はなんとか変化していって欲しい……。
個別に頑張れる事には限界があると思うのです。




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