小学校受験についてその３(ＧＲＯＷ子育て)

いや、もう小学校受験はね。
完全にやめてたんですよ。
えぇ。
やっぱ、ウチのせがれ達には向かないかなって。
うん。
ところが。

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なんか、ウチのせがれ兄ね。
色々今まで趣味は変わってきたんですけど、ひとつ、ぶれない軸があって、それが海を中心にした生物への興味。
これね。
もう、ず～っと好きなんですよね。
ウルトラマンや戦隊物は、流行り廃りがあっても、この生物への興味だけは、変わらず彼を支配していましてね。
まぁ、懸命な読者ならご存知の事と思いますけど、今は大変なサメ好きでして、このフィーバーも既になんだかんだで１年以上続いてるんですよね。　そんで、最近は自分でも『サメ博士になる！』と豪語しているくらいでありまして。
更にココのところは古生物にまでその興味が飛び火してきて、しきりに古生物の図鑑とＤＶＤを見る毎日。
まぁ、とは言っても所詮は子どもの嗜好ですからね。　明日にはどうなるか分かったもんじゃないといったあんばいの物なんでしょうけど、でも、彼の凄まじい情念を見るに付け、あるいは本当にその道に行ったりして。。。　とか思ってしまうＯＮと女房あり。　といった具合なんでね。　だったら一応、その道への可能性も考えておくのが親の務め。
みないなことになりましてね。
じゃあ、ちょっと私立か国公立に入れんのもなんなら良くね？
て感じの事になり。
俄然小学校受験が現実味を帯びてきたわけなんですけどぉ。

んじゃあ、って言うんで、ずっと前にチラッと買ってみた受験の問題集みたいのを引っ張り出してきましてね。
女房が幾つかせがれ兄に試してみたらしいんですよ。

例えば図の中にリンゴだとかミカンだとかが、バラバラと書いてありまして、その中のリンゴは幾つ？
みないな問題がありまして。

せがれ兄：え？　これは指で数えてっていいの？

女房：ん？　うん。　いいよ。

そして、上から順に数えだすせがれ兄。

せがれ兄：１、２、３、４、５、６…。

そして、一番下まで数え終わった指が、なんと！
また上へ！

せがれ兄：７、８、９、１０、１１…。

とか。

あと、なんか記憶力？　の問題かなぁ。　ちょっと長めの文章を聞かせてね。
その後で、その話の内容を聞くんですよ。

女房：じゃあ、○○の数は幾つだった？

せがれ兄：え？　わかんない。

せがれ兄：忘れちゃうんだよ、僕は。

とか。

ね。

うん。

なんか、他にも幾つかやってみたらしいんですけどぉ。
もうねぇ。
てんでダメだったって。
マジで。
なんかねぇ。
アゴが。
ガク～って。
なったって。
言ってました。
女房が。
えぇ。

そんなわけでね。

小学校受験終了～

せがれ兄よ！

うん。
まぁ大丈夫。
サメ博士への道はきっと他にもあるよ。
ちゃんと探しといてやるから。
キミは思うままに生きるがいい。

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