子供的趣向スイッチ(ＧＲＯＷ子育て)

ソムリエール（集英社）

この前古本屋に立ち寄ったらこんなマンガがあった。
全く知らないマンガだったんだけど、女房がワイン好きなんで、喜ぶと思って、試しに買ってってみることにした。

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でまぁ、せっかく買ったんだから、ONも一応読んでみたんだけども、なんかこう。
ドキドキしましたね。　久しぶりに。
いや、マンガが面白かったという意味ではなくて、いや、マンガは普通に面白かったんですけど、それ以上に何て言うかこう、忘れていた感覚がぐわぁっと呼び覚まされた感じだったんですよねぇ。
そのONの本来の年齢の、本来の自分の、知識欲。
ここ数年ずっと封印してきたそれがムズムズと刺激されましてね、すんごいドキドキしたんですよねぇ。

『うおお、そうだ、この感覚だ。』

『忘れてた、すんげぇ忘れてた。』

っていって。
ページをめくるごとに、ぶわぁっとせがれ達が生まれる前の感覚が鮮烈に蘇って来たんですよねぇ。
どうもあれなんですね。
自分でも知らぬ間に、完全にスイッチを切り替えてたみたいなんですよね。
なんていうか、『子度的趣向モード』に。
ガチャって。
うん。
戦隊物、何コレ、おもしれー。
ウルトラマンもおもしれー。　音楽もイイ！
おかあさんといっしょも、なかなか良いねぇ。
NHK教育もよくよく見ると、結構クオリティ高ぇなぁ。
とか。
言ってる間に、どんどんそっちが主流になってって、今となっては完全に自分の趣向にさえなってしまっている。
戦隊物好きの自分に自負の念さえ抱いている。
しかし。
今回、呼び覚まされた感覚と比べると。
やはりマザマザと感じざるを得ない。
この趣向は作られた趣向なのだと。
すなわち、戦隊物がこのONにそこまで面白いと思わせている要因は、自分の、自分による、自分のため、の面白さだけではなく、やはり、『せがれと一緒に楽しむ』という、捨てがたい要因が入っているのだということを。
うん。
やはり、せがれが面白く感じないんじゃあ、ONもココまでハマる事はなかったんだろうなぁ。

でもまぁしかし。
子供的趣向モードに切り替わった事は、ONにとっては無駄ではなかった。　というか、得る物はかなり大きかったように思う。　クリエイター的な観点から見ると、かなり自分の芸風に幅が出たと思う。　子供用に作られたものは夢を大切にしているから、非常にクリエイティブなものが多くて、イマジネイションがガンガン刺激される。　それに、子供用に作られているからと言って、作っているのは同じ人間なわけで、良い物はやはり非常にクオリティが高い。　それに子供にも理解できるように、単純にして明快にしなくてはならないので、必然的にシンプルで、分かりやすく、純粋なものが多い。　これはアイズメイズの精神に通ずるところが大きいので、非常に学ぶところが多いのだ。

それに、やはり子供達と『楽しく感じる気持ち』を共有できるという事は、幸せな事。
自分の趣味に興じるのも良いけど、子供の目線で子供の見てるものを一緒に見て一緒に楽しむのは、それはなかなか、有意義な事だと思う。
子供との絆も深まるし、子供が何を思って、何を感じているのか、気持ちを理解する手がかりにもなるしね。

だから大人的趣向も良いけど、ONは今少し、せがれ達に合わせて、子供的趣向で楽しんで行こうと思う。
でもまぁ、このドキドキ感はやはり捨てがたいものがあるからなぁ。
これからは、もう少し、半々くらいにシフトしてってもいいかもなぁ。
そんで、今度はせがれ達をこちらの趣向に巻き込んでいくのもアリかもねぇ。

　

せがれ兄よ！

だがやはり！

キミの誕生日プレゼントは『アバレンオー』にしようぜー。
頼むよホント。　ONはこれが欲しいんだよ。　マジで。

せっかく女房は説得してOK出たのに、肝心のせがれ兄が嫌だって言うんだよなぁ。。。

んだよ。

そんなんだったら自分で買っちゃうよ？

貸してあげないよ？

↓今日のせがれ覚書↓

せがれ兄
５歳１１ヶ月


	いよいよ今週６歳の誕生日。しかし最近はなかなかお兄ちゃんらしくなってきたなぁ。


	レンジでチンが出来るようになった。ビデオ入れるトコにDVDを入れられるようになった。炊飯器のスイッチを入れられるようになった。ストーブのスイッチのON/OFFが出来るようになった。銀紙、ラップを引っ張り出せるようになった。保湿クリームのキャップを外せるようになった。目が離せなくなった。

せがれ弟
１歳５ヶ月


	blogランキングしかし、ONの趣向はこれからも結構せがれ達に引っ張られていくんだろうなぁ。　DSとかやるようになったら大変だぞこりゃあ。