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結果の伝承、経過の伝承。

我々が20年30年生きてきて培ってきた事を子供に伝える時。
紆余曲折の末に得た、その正しいであろう結果を伝える時。
重要なのはその結果なのではなく。 むしろ経過なのではないだろうか。
みたいな話。



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例えば暴力とかね。
これは良く言われることだけど、小さい頃は少しくらいケンカをした方が良い。 とか。
殴った事も、殴られた事もなかったら、痛みを知ることは出来ない。 みたいなね。
使い古された言葉だけど、やっぱりこれば重要な事なんじゃないかなぁ。
初期の段階で、頭ごなしに『暴力はNO』って言っても、子供は分かんないんじゃなかろうか。 ある程度暴力を(する方も、される方も)経験しないと、実感としてピンと来ないんじゃないだろうか。
もちろん最終的には『暴力NO』に持っていかなきゃいけないんだけど、暴力そのものを知ってるか知ってないかでは、結論に達した時の厚みが違うんじゃないかなぁ。 みたいな。
それとか、例えば『イジメ』とかもね。 いや、これは難しいところだけど、何も無いウチから諭して聞かせるよりも、一回そのドス黒さを体験してから、『じゃあどうしよう』って考えていく方が、行き着く場所がより正確になるんじゃないかなぁ。。。
まぁ、体験しないにしても、既に出ている結論を教える時、結果だけ教えるよりも、その経過と理由を教えなければいけないんじゃないかなぁ。
例えば他にも、算数の計算とか。
もう確実に出来上がってる計算の仕方も、やっぱり最初は、その仕組みから教えないと理解の深みが違うと思うのですよ。
これは何にでも言えることで、何故その結論に達したのかって事をキッチリ教える(体験させる)必要があると思うんですよね。
だからなんていうか、すべからく『早送り』だと思うんですよ。
我々がしてきたことを全てそのままリプレイさせたら、いつまで経っても先に進めないから、可能な限り早送りさせる。
ただし、その間をすっ飛ばすことは出来ない。
生命は今まで何十億年もかけて、人間まで進化してきたわけだけど、その進化の過程は母体の中で早送りされて、出てくるわけでしょ?
ONが思うにねぇ。
繰り返された記憶ほどより早送りできるんじゃないかなぁ。
だから、太古の進化は、もう既に何万回、何十万回と繰り返してきたから、ほんの少しの体験で大丈夫。
でも、ここ1世代2世代で体験した事は、まだ遺伝子にキチンと記憶されてないから、しっかり復習しなくてはならない。
暴力がNOって事になったのは、生物としてホントに最近の事でしょ? だからもっとキチンと復習しなくちゃなんない。 遺伝子的にはまだ暴力を求めてる部分があるから、それを満たすギリギリのところまでは経験して、それからやめる。
テレビの刺激も遺伝子レベルではまだ慣れてないから、いきなり大人と同じレベルで見せるのではなく、テレビが無かった時の事も経験させてから、徐々に刺激に慣れさせていく。
インターネットの世界も然り。
そのように。
可能な限り早回しはONだけども、道程はしっかり踏んでいかないと、遺伝子が破壊されていくのではないだろうか。
みたいな。
もんの凄く考えがまとまってないウチに勢いで書いちゃったから、着地点が無茶苦茶だし、展開も甚だ飛躍しすぎだし、理論も既に完全に憶測だし。 大変なハチャメチャ記事になってしまいましたね。

まぁ、その内もうちょっとちゃんと考えてまとめてみます。






せがれ達よ!

だって、なんかタイトルとコンセプトが全然違うもんね。
結果も経過もあったもんじゃないよね。


↓今日のせがれ覚書↓

せがれ兄
6歳7ヶ月
もの凄く久しぶりに、実に4~5ヶ月ぶりにウルトラマンのビデオを見てた。
それ自体も驚いたけどもっと驚愕したのは『キングジョー』も忘れてた事。
更に『ツインテール』さえ思い出せていなかった。
あれだけハマってたのに。。。
子供の記憶ってどー風になってるんだろう。。。

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昨日は、終日ちょっと顔に湿疹が出てたなぁ。
ちょいと緩めすぎたか。。。
一旦、締め直そう。

せがれ弟
2歳1ヶ月

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コメント ( 4 )


ころすけ :

なんだか妙に納得した感じです。
ただ 人には、生活環境で培われていく性質と 生まれ持っている性質があると
思うので、どんなに体験・経験させても、結果 こっちが思っているのと
全然違ってくるってこともあるかもしれないって事も覚悟しておかなくちゃ
いけないのかなって思っています。


・・・ちぐはぐな事書いちゃってるかも、です。
すみません。

RING :

例としてあげられていることについて。
確かに、「暴力はいけない」ということは大切ですし、
ケンカして自然にそういう考えを身につけることは良いのかもしれません。
でも、「イジメ」に関してはどうかなぁ、と思います。
経験しなければ分からないことは確かにありますが、
「イジメ」を経験する代償は、大きすぎると思います。
よく、いじめられた子は、その苦しさが分かるから優しくなるという人がいますが、
それは、その苦しさを苦悩して乗り越えた少数の人の話で、
乗り越えられずに大人になってまで引きずる人の方が多いのが現実です。
経験しないと分からないことは多いですが、経験しなくて済むならしない方が良いこともあるのではないでしょうか。

学生の立場での意見です。

ninnin :

私もRINGさんに賛成です。

暴力に関しては、体験して、なぜいけないのかを知ることはいいと思います。
ただしいじめはそもそも
やってみなければわからないことなのか。
と思います。

他人の気持ちを考える機会はたくさんあると思うので、そっちから考えていけるように育てていけたら、と考えます。

ちょっとした喧嘩を重ねるとか、で。

がう :

初めまして。いつも楽しく読ませていただいています。

「いじめ」の伝承ですが、我が父の時代にあったそうですよ。
小学校上がる前ぐらいの子から小学6年生ぐらいの近所の子ども達十数人で形成されたコミュニティの中で、順番に1人1回ずつ特に理由もなく申し合わせたわけでもなく、1週間ぐらい「はぶる」のだそうです。
はぶり期間が済むと、何事もなかったかのように元通り。

はぶられることによって、「仲間はずれというのは辛いのだなあ」ということを自然に学んだのだそうです。


これってONさんのいう伝承だったんだろうなと、思い出しました。

父からこの話を聞いて何がすごいと思ったかというと、「次○○をはぶろーぜー」と言って決め事としてはぶるのではなく、それはもうごくごくごく自然にやっていたってことなんです。
すげいぞ父ちゃんの時代。

今の時代ではそういう年齢ばらばらの子どもだけのコミュニティってのは作りにくそうですし、本物の「いじめ」になりそうなときに統率できる人物がいるかということが重要な気がしますが、何事もほどほどに「経験する」ってのは大事だとおもいますねぇ。
難しいですけどね。




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