作品で人の道徳観を変えられるか。(ＧＲＯＷ子育て)

いや、最近、ちょっと『北斗の拳』を引っ張り出して、仕事の合間に読んでるんですけどね。
もう、フドウの父さんのトコとか、ぶわぁ～って泣いちゃうわけなんですよ。
サウザーんトコなんてもうねぇ。
声出ちゃいましたからね。

リン：見て。　サウザーの顔から険が取れて、子供のように…。

サウザー：お師さん…。

ON ：うぅ…

みたいなね。
ホントに。
真っ昼間っから。
仕事中に。
何してんでしょうか。
こっちのお父さんは。

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いや、でもねぇ。
リアルタイムで読んでた時は、全っ然感動しなかったんですよ。
ピクリともしなかったね。
むしろフドウとか嫌いだったしね。
更に言うとケンシロウも嫌いだったしね。
あの目がいやだったね。
ホント、武論尊には申し訳ないんですけど。
あぁ、絵ぇ書いてんのは原哲夫か。
もう、『目がいや』とか言われたらどーしようもないよね。
根本的なトコを否定されてるわけだからね。
立つ瀬ないよね。

いや。
あのぅ…。
何が言いたいかっつーと、北斗の拳は『愛』を詠った非常に良い作品なんだけども、ONはそれを読んでも、愛の大事さがこれっぽっちも分からなかったんですよ。
むしろ、そーゆう部分は無視して、『あべし』とか『ひでぶ』とか痛快に敵を倒していく部分だけを楽しんでたんですよね。
で、後年になってね。
他んトコで愛の大事さに気付いてから、もっかい読んだら、非常に感動したと。
こんなに良い話だったのかと。
うん。
これねぇ。
北斗の拳に限らず、なんでもそうだったんですよ。
ONはなんか漫画とか、映画とか、本とかを見て、それで道徳観とか価値観が変わったって事は思い起こしてみると一度もないんですよね。
ONが愛に目覚めたのは、もっと現実の出来事を通してであって、架空のものを見て変わったって事はないのですよ。
それがどんなに良い作品でも。
これどうなんでしょう。
ONが異常なのかなぁ。
変わる人もいるんでしょうか。
う～ん。。。
いや、まぁ…。
居るは居るか。
『この作品を読んで考えが変わりました！』
みたいなコメントよく聞くもんね。
変わるよね。
そして、そう思った方が、希望があるよね。

いやね。
北斗の拳とか、そーゆう大作を見ると、ONも『なんか凄いの作ってみたいなぁ』とか思うんですよ。
いやまぁ、アイズメイズのゲームもそんな大それたもんではないけど、一応色々信念の元に作ってる部分はあるんですけどね。
でもなんかもっと、ぐわぁって感動させるのも作ってみたいなぁとか。
思うわけなんですよ。
ただね。
それで、一生懸命作っても、ただ人を感動させるだけで、それで内面的には何にも変わんないんじゃあ、なんか寂しいなぁ。　作る意味ってあるのかなぁ。　とか。
一瞬思っちゃったりしちゃったもんだから。。。

まぁでも、人を変える程のものを作るってのは大変な事なんでしょうけどね。

↓今日のせがれ覚書↓

せがれ兄
６歳１０ヶ月


	『ネコザメ君キャンプに行く』というお話が何日か越しで出来上がった。なかなか面白かった。この子、画力はちょっと残念な感じなんだけど、アイデア力はかなり良いモノをもってる気がするんだよなぁ。いっつも、手を変え品を変え、作って来るんだよねぇ。