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きいろのふうせんは

いやぁ、そんなわけでね。
この前実家から、ONの昔の絵ぇやらあとテストとか作文とかが送られてきたわけなんですけどね。
その中のまぁ、絵ぇはね。
想像通りまぁまぁ上手かなって感じだったわけなんですけど、他のもチョイチョイ見ていく中で、ちょっと気になる作品が出てきまして。。。



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いや、あのぅ。
詩ぃなんですけどね。
ポエム。
うん。
おそらくは小2か、あるいは小3くらいに書いたものだと思うんですけどぉ。
これがねぇ。
いや、これがねぇ。
う~ん。。。
ちょっとONが自分で考えて書いたのかどうか、わかんないんですよねぇ。
ひょっとしたら、なんかのテンプレート的な感じで、ちょこちょこっと空白を埋めたとか、そーゆう感じなのかもしれないんですけど、う~ん。。。
まぁ、とりあえずちょっと聞いてください。

え~っと、原文ママで。 書いてみます。




きいろのふうせんは


きいろいふうせんは おはかにとんでいった。

それをからすがみつけた。

からすは、 きいろいふうせんをわった。

そして500年たってきいろいふうせんの下にあったかみぶくろがふくらんで、

とうとうかみぶくろがわれてしまった。

そして、一メートルくらいのラフレシアという花がさいた。

そしておはかがあかるくなった。



これ、どうかなぁ。
いや、もしONが全部自分で考えて書いたとしたらちょっとこれは、天才、というか、もう、完全に吟遊詩人で良いかと思うんですけどどーでしょうか。
いや、でも小2の子ぉが自分でこれを書けるとは思えないんで、微妙に懐疑的ではあるんですけどねぇ。
『きいろのふうせん』っていうなんかがあるの?
誰かそーいうのご存知の方いらっしゃいます?
それならそれで納得できるんだけど、だって、これもし自分で書いたんだとしたらさぁ。
ちょっと然るべき場所に出さなきゃいけないレベルじゃない?
もちろん先生はこれにハナマルをつけてくれてはいますけど、ハナマルで済ませられる何がしではないですよねぇ。
飛んでいくべきですよね。
校長室に飛んでいくべきですよね。
『お、お、お、お、お、ON君が! ON君が!』って。
血相変えて飛んでいくべきですよね。
だってね?
ちょっとじゃあ見ていきましょうか?

もうタイトルからして『きいろのふうせんは』ですよ?
こんな体言止めできますか? いや体言止めじゃないですけどね。
なんて言うんでしょう。
『きいろのふうせん』ではなくて『きいろのふうせん”は”』なんですよ。
この含みの持たせ方。
ね。
そんで、その風船がお墓に飛んでいくわけなんですけどね。
『黄色の風船』っていうのはこれ。
なんでしょう。
『幸せの象徴』的なものじゃないですか。
それがお墓に飛んでいってですね。
そして、『闇』とか『死』とか、そういったものの象徴であるカラスが割るわけなんですよね。
そんで、地面に落ちて500年!
500年ですよ。
これ。
もうなんでしょう。
人類は絶滅してるかもしれません。
その後のお話なのかもしれません、
壮大です。
壮大なお話です。
そして、その500年後に。
紙袋が!
紙袋ですよ!
奥さん!
つってあったんですねぇ。
風船に。
それが膨らんで。
とうとう割れてしまうんですけど。
これねぇ。
よく見て下さい。
ここよく見て下さい!
風船と呼応させてるんですよ。
膨らんで、割れる。 というところを。
こぉれ、できますか?
小2にできますか?
否!
もうねぇ。
ガイアですよ。
ガイアの照合を与えましょう。
2個与えましょう。
ホントに。
まま、それはまぁいいとしまして。
そんで、咲くわけなんですよ。
1メートルのラフレシアが。
ラフレシアって。
ご存知ですか?
ええ。
世界最大の花ですねぇ。
死肉の臭いがする花ですよ。
こぉの真っ赤な大輪の花が咲くわけなんですよねぇ。

で。

最後の一文。



『そしておはかがあかるくなった』



これですよ。
まぁ、この一文に尽きるといっても過言ではないわけなんですけどね。
この一文がなければ逆に、まぁ普通の詩ぃかなぁって感もしますよね。
ところが、最後にこの一文が添えられるだけで、ガラリと。
ガラリと変わるわけなんですよ。
印象が。

お墓がね。 明るくなったんですねぇ。
人類はもう居ないのかもしれない。
いや、そもそも風船が飛んできた段階で居たのだろうか。
そして風船は一体どころから、何のために飛んできたのだろうか。
難しい問いを投げかけてきます。
もう一度読み返してみる。
『きいろのふうせんは おはかにとんでいった。』
これもう、あれだよね。
やっぱり最初に結論を考えてから書き始めてるような感じがするよね。
しかし、そんなこと小2にできるかなぁ。
小2くらいだったら、ただ思いついたコトをどんどん書いてくだけって感じじゃない?
なんか全て計算されてる感があるんだよなぁ。。。
そんでこれ、確かに人間は最初から最後まで一度も出てこないんですよね。
全てが無音のまま、誰も知ることなく、そのドラマは流れていくわけなんですよ。
そして、ラフレシアが静かに咲くわけなんですけども。
視点がもうこれ。
神視点ですよね。
確実に神視点ですよね。
上の方からサァーーーって見てますよね。
もうねぇ。
ゴッドですよ。
ゴッズ・ウォーですよ。
うん。

しかしこれどうなのかなぁ。。
ホントにONが書いたのかなぁ。。
記憶にはねぇ。 ないんですよ。 全然。
でもこの頃、お墓とかカラスとか、そーゆうのは確かに好きだったし、『500年』とか『ラフレシア』とか、その辺も、あぁ、きっと自分で書いたんだろうなぁって感じはするんですけどねぇ。。。
う~ん、わからない。。

しかし、もし、ONが書いたのだとしたら、先生はとんだ逸材を逃しましたよね。
あんの時校長室にすっ飛んでいってたらね。
もう今の日本はこれ。
みつをかONかって。
そんな時代になってたはずだからね。
まぁ。
あんま明るくは、なんないけどね。








↓今日のせがれ覚書↓

せがれ兄
7歳9ヶ月
最近なんか戦いゴッコをあんましなくなってきたなぁ。
代わりに、せがれ弟に引きずられてか、電車熱が再燃してきた。 プラレールとかNゲージとかの線路をすんごい作ってる。 しかももうONが作るのと同等かそれ以上の面白い線路を作れるようになってきた。

Original game site____EYEZMAZE
そーいえば昨日。 思い立ってパズルをやらしてみたら、あらまぁ、全部自分で出来るようになってました。
20ピースのやつもひょいひょい作れるようになってた。

せがれ弟
3歳3ヶ月

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コメント ( 4 )


ゆい :

爆笑させていただきました。(笑)

ONさんの文章は、
ONさんのゲームやイラストと同じくらい面白くて、
以前から好きだったんですが、
やはり生まれながらにして、絵の才能だけじゃなくて文才もおありだったんですねえ。

せがれ兄弟の才能も楽しみですねー^^

itou :

これはもう松本れいじに「盗作だ」と訴えられるレベルですよ。

行 :

ラフレジア…
インパクトでかい(藁)
ネ申子供時代の詩をネ申大人時代が作ったフラッシュが見たい

のひのん :

ONさんは500年に一度のの天才ですよ




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