崇高な夢を持つと生き辛い？(ＧＲＯＷ子育て)

ウチのせがれ兄は、小さい頃から生き物が好きで、生物学者になるのが夢なわけですが、こんなに小さい頃から明確に夢を持ってる人間なんてそうそう居るわけではなく、その辺の周りとの温度差がちょっと見ていてかわいそうになることが。。。

スポンサードリンク

あのぅ。
結構ね、マジで好きなんですよ。
生き物系が。
そんで、漠然に、ではなく、かなり明確に学者（今は生き物を探す冒険家）になりたいと、強く思っているようで、ＯＮと女房も、まぁ夢は変わるかもしれないけども、今現在それ程好きなのであれば、もちろん協力は惜しまないというスタンスで、図鑑や本を買ってやったり、生き物に関わるテレビとかＤＶＤとかをセコセコ調べ上げたり、博物館とか動物園、水族館なんかに足しげく連れてったりと。　まぁ色々やってるわけなんですよね。
でまぁ、そんなコトをしていく内に益々その夢は具現化していき、熱い想いを抱くようなっていくわけなんですけど、残念ながら周りの友達は、なかなかそのレベルにはついてこれない感じでねぇ。
せがれ兄も、虫好きとか、魚好きの友達を作ってくるんだけど、やっぱホラ。　好きっつっても限度あるわけでね。　当然通常レベルの好きな感じであって、そこまでこだわりを持ってどうこうって事ではないんですよねぇ。

こないだなんて、せがれ兄が嬉しそうにこんなことを言うんですよ。
『ボクと○○くんは夢が一緒なんだ。　○○くんも冒険家になりたいみたいだから、これからは体を鍛えるためにいつも公園で遊ぶ事にしたんだ！（ガッツポーズ）』
みたいな。
うん。
いや、その友達ってのは、家で遊ぶのが結構好きな子なんだけど、そんなコトんなったんならそりゃあ良かったねぇ。　って。　ほほえましく聞いてたんだけどね。
もう、次の日かな。
舌の根も乾かぬ内に。
『○○くん冒険家やめたって。　だからお前もやめろよって言われた』って。
寂しそうに言うわけなんですよ。
あのねぇ。
ホンットに嬉しそうだったのね。
前日までは。
目を輝かせていたのですよ。
それがこの落胆。
もうねぇ。
なんでしょう。
いや、でも、その子が悪いってわけじゃあないと思うんですよ。
子供なんてそんなもんなんですよ。
パッと思いついて言って、次の瞬間にはまた別のこと考えてんですよ。
そーゆうもんなんですよ。
だから、その子の言動をどうこういうコトではないんですけどね。
でもだからこそやり場がなくてねぇ。
ホント不憫で不憫で。

あと、この前もね。
友達みんなで公園に虫取りに行くって。
いうことになったみたいで、もうせがれ兄は虫かごと網を持って意気揚々と出かけてったんですけどね。
なんかねぇ。
夢中で取ってるウチに置いてかれて、みんなどっか行っちゃんだって。
もう、もんの凄く寂しい表情でひとりで帰ってきましてね。
あぁ、もう。。。
どーしてやったらいいんでしょう。
とりあえず、女房とおもっきし甘えさせてやってねぇ。
よしよしってしたんですけど。
これ、この温度差はこれからも続きますよね。
彼と同じくらいの熱い想いを持った小学生なんてきっと現れないですよね。
とすると、ちょっと考えねばですよねぇ。
友達は友達。　夢は夢で。
切り離して考えていった方が無難なんですかねぇ。
う～ん。。。
でもなんかなぁ。
せっかく熱い想いを持ってるのに、友達に合わせてそれが失われて行っちゃったら凄く悲しいなぁ。。
最近は一生懸命なにかをやるってのが流行んないですからねぇ。
周りに流されないで夢は持ち続けてくれるといいんですけど。。。

↓今日のせがれ覚書↓

せがれ兄
７歳９ヶ月


	冒険家になるためにスイミングも頑張っております。この前も友達が苦戦してたクラスの進級テストに一発で合格しましてね。今日はそのお祝いにプラレール（丸の内線）を買ってあげちゃいました。この歳でまだプラレールってのがカワイイところ。


	この子はまだ何に成りたいとかはないみたい。電車が好きだから運転手とかどお？　って言ってみたけど、そーゆう事とでもないらしい。　ドライな子。

せがれ弟
３歳３ヶ月

ランキングに投票お願いします！

こっちは是非！

こっちは余暇に！

投票すれば夢は必ずかなうはず！

主なカテゴリー

|| 女房

|| トトム（兄）

|| てるる（弟）

育児マンガ（ノンフィクション） || トトムの冒険（フィクション）

ママ業を考える

|| 子供を育てる社会

|| パパの家事・育児参加

癇癪について

|| アトピーについて

|| 怒りっぽさ

|| 怖がり屋

教育・しつけ

|| お出かけ

|| 絵本レビュー

|| 今日のネタ

|| 買っちゃったもの

このブログについて || 全記事目次 || １週間でアクセスの多い記事

▲このページの上部へ

« 前の記事 | ＨＯＭＥ | 次の記事 »

コメント ( 3 )

jun :

この記事を読んで、「幼児期に英会話の教育を受けて、綺麗な発音になったが、周りの子から発音が良すぎる事をからかわれて、わざとつたない発音しかしなかった」というような話を思い出しました。
せがれ兄くん、負けずに頑張って欲しいです…

投稿者: jun | 2010年10月 3日 23:25

itou :

俺は少なくとも親がこれだけ理解していることは
何よりの強みだと思いますよ。
（これはフォローとかではなく伊東家では本気で思っています）

投稿者: itou | 2010年10月 4日 02:29

cuaran :

以前NHKで、変性菌を自宅で培養し研究している小学生のドキュメンタリーを見ました。
https://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20100715-31-14508
ONさんもご覧になったかもしれませんが、これはすばらしかったなぁ。
せがれ兄にもこんな感じでのびのび育ってほしい。

投稿者: cuaran | 2010年10月 4日 17:19

コメントを投稿

名前:

メールアドレス:

URL:

この情報を登録しますか?

コメント: