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時代の流れは悪ではない

まぁ、そんなわけで、こないだの週末は目下せがれ達の一番の関心事であるウルトラマンに会いに、川崎はウルトラマンワールドに行ってまいったわけでありますが。。



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まぁ、あのぅ。
こんな感じのね。
アスレチック的ななにがしが色々と備わりつつ、特設ミニステージでは、怪獣やウルトラマンが戦いを繰り広げたりする感じのね。 施設なわけです。













アスレチックも良く出来ておりましてね。
子供たちがどんな無理矢理な動きをしても決して壊れず、また子供たちも決して怪我をしないようなね。 感じに仕上がっておりまして、非常に安心して見ていられつつ、子供たちもおもっきり体を動かせて、大変楽しそうに遊ぶわけでございます。
そして、御多分に漏れずウチのせがれ達も意気揚々と飛び跳ね、段差を昇り降りし、怪獣を蹴り倒し、マットに転がり込んだりしてましてね。
ONは親的目線で『イイねぇ、あぁ、イイねぇ』とね。
思いつつ見ているわけなんですが、そこにまぁ、監視員、兼、遊び役みたいな、隊員風のお姉さんたちがおりましてね。
子供たちを見つつ、一緒に遊んでいるんですけど、ちょっと『んん?』っと思ったのは、しきりに『危ない危ない』を連呼してるんですよね。
『ああ! 危ない危ない!』
『危ないからもうちょっと離れてやろうね。』
『危ないから走らないでね』
みたいな感じで。
常にゆってるんですよ。
そぉんなに言わなくてもいいんでないかい? とも思ったんですけど、でも、前に怪我した子が居たりしたのかもなぁ。。 そしたらしょーがないよなぁ。。 とも思いつつ、今一度アスレチックを見回してみますとね。
怪我する子どもを極力少なくするためにホントに頑丈に出来てるし、角は全て柔らか素材で包んであるし、落ちるような隙間は一切無いし、そして監視員達が常に見ていて安全に保たれている。
うん。
そうだよね。
当然そうだよね。
お金取って子どもを遊ばしてるんだもんね。
怪我さすわけにはいかないよね。
細心の注意を払うのは当然のこと。。
でも微妙に心のどこかに引っかかるのは『子どもって、こんなに怪我しなくて良いのかなぁ』という思い。
いや、もちろんこの施設に文句を付ける気はさらさらなくて、もう少し全体的に見た時に、子どもって怪我さえしなくなっていくのかもなぁ。。 みたいな。
公園とか学校も危険なものはどんどんなくなっていって、大怪我をする事からどんどん縁遠くなっていくんだよなぁ。
自分もしないし、怪我をしている友達を見ることも少なくなっていく。
これってある意味なんというか、『命の危険』を感じる機会が少なくなっていってるよね。
いや、たかが怪我なんですけどね。
たかが怪我なんですけど、やっぱり血がドボって出たりすると、『ヤバイ』って思うじゃないですか。 『死ぬ』とかとはレベルが違いますけど、でも、その先にある死にほんの少し近づく瞬間ですよね。
それがなくなっていく。
死からどんどん縁遠くなっていく。
病気をしても大体治してもらえるし、国の保証もしっかりしてるから、『ヤバイ』と思うところまで行くことってなかなかないですよね。
そうするとどうなるか。
『死』から縁遠くなると、『生』にしがみつく心も幾分減っていきますよね。
そーゆうことってあるんじゃないかなぁ・・・。
などと。
なんかウルトラマンワールドで考えてたんですけどね。
うん。
『今時の奴はやる気が感じられない』みたいなのも、そーゆうところが関係したりしてるのかなぁ。。 とか。
でもどーしたって安全安心にしていくよりしょうがないんだから、そーなっていくのも仕方ないよね。
ONはまぁ一昔前の人間だから、一生懸命生きよう、みたいな気持ちはまだ有る方だけど、でも、一生懸命生きなくてはならないって事でもないと思うんですよね。
今時の子ぉらは、安全の中で生きてるんだから、のほほんとしててもイイと思うし、人間は少し歩調を緩めても別段問題ないでしょう、とも思うんですよね。
いや、もちろんしっかり生きたい人は生きたら良いと思いますけどね。
ONもせっかく生まれたんだから、色々やってみたーい!って気持ちがありますしね。
でも、そーじゃない子ぉらが、ヘラヘラ生きてても、まぁそれはそれでイイじゃない、平和で。 みたいな。 どーですかね。

そーいえば、まだ読んでないんですけど、この本ちょっと気になってたんだよなぁ。





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と、いいつつも自分のせがれ達には、ほとばしるような生を生きてもらいたかったりもして。
矛盾大き親心。。。





↓今日のせがれ覚書↓

せがれ兄
(トトム)
8歳6ヶ月
調子に乗って、遠足のお菓子に『栗まんじゅう』をゴッソリ持ってったんだけど、誰もお菓子交換してくれなくてゴッソリ持って帰ってきてました。
ほとばしるようなアホです。

Original game site____EYEZMAZE
ウルトラマンネオス。



せがれ弟
(てるる)
4歳0ヶ月

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コメント ( 6 )


アミ :

きっと過去にモンペがいたのかもしれないですね。

命に関わるような大怪我や事故に遭うのは
運の問題のような気がします。
1秒の差で回避できたりしますもんね。

うちの子と一緒に遠足に行ってたら
絶対交換してましたよ!
栗まんじゅう大好物だから^^

ぶん。 :

小さい頃のある程度の怪我はしたほうが良いと思ってます。
だって、ウチの学童で、室内をただゆったりと歩いていただけでバランスを崩して転んで、骨折してた子がいましたし、最近は転ぶときに手が出ない子も多いし。
最近の研究からは、特に幼児期の転倒や失敗体験が少ないために、全体的に子どもの反射神経が育ってないと言うことだそうです。

怪我をすることや失敗することが当たり前で、それでも良いんだって思える方が、子どもはのんびり育つと思いますです。

もなか :

怪我はやはりしておいたほうがいいと思います。私としては、
骨折までは行かなくとも、脱臼、もしくは亜脱臼までは経験しておいたほうが、
「ここをこうひねったら痛かった」
「あそこは危ない」
と、危機感を持てるような気がします。
私が子供のころは、
「あそこでタカシが捻挫したんだよ。」
「こっちの道はユウカが突き指してたよ。」
「なら、この道で行くか!」
と、考えに考えて遊んでいました。

小枝 :

私も、ぶん。さんやもなかさんと同じく、幼少時にある程度の怪我の経験はしておいた方がいいのでは、と思います。身をもって学ぶ、といいますか、大人が「危ない」って言う理由が理解できるようになる、と思います。
ただ、このような室内アスレチックのある施設でアルバイトをしてる身と致しましては、このおねーさん達の言うことも至極ごもっともと感じてしまいうわけで…
場合によっては、保護者がお子様に付き添っている時でも「(こんな事をしてはいけないと)スタッフが注意しなかったから、(子供が怪我をしたのは)スタッフの責任だ」と言ってくる方が、信じられませんが、いるのです、現在は…
あとは、エキサイティングし過ぎてしまったお子様同士でのトラブル(正面衝突とか、突き飛ばしてしまったりとか)対策としてですね。
勿論、こちらの注意を過剰なものと感じてらっしゃる親御さんは多いのですが、どうしても先回りをせざるを得ないのが現状です。
係のおねーさん達も、きっと、世の中の親御さんに、ONさんのような考え方の人がもっと増えればいいのになぁ、と思っていると思います…

itou :

昔保父やってたけど、
難しいよ。

大人として「大惨事にならない程度に無茶してOK」と思っていてもね
大惨事しちゃうのが子供だし。

そもそも、子供が危険と思われる事をしているのを注意するのも
大人の役目の一つだしね。つい「ダメ」とか「危ない」とか言っちゃうね

ON :

> アミさま
そー言えばONは命に関わるような経験は、ニアミスしたこともないですねぇ。。。 だからなんとなくフワフワしてんのかなぁ。。
栗まんじゅうは先生方には人気だったらしいです。
ターゲット層を間違えた最たる例ですね。
まぁ、ONも大好きなんで持って帰って来てくれて良かったですけど。


> ぶん。ちゃん
ずいぶん色んな機能が落ちてるみたいだねぇ。
まぁ、既にそんなに運動ができる必要もなくなってきてるから、ある程度は落ちてもいい気もするけど、命に関わるラインをしっかり見極めて、それ以上は落ちないようにしないとねぇ。
怪我もあんましないと、治癒能力とか下がりそうだしね。 かさぶたが固まんなーいとか。


> もなかさま
怪我の必要ラインはどの辺なんでしょうねぇ。
でも、危ないものはやっぱり無くしていくしかないですしねぇ。
擦り傷くらいならともかく、ねんさか打撲辺りの可能性があるのは、文句言う人は言いますからね。 そんで言われたら直すしかないですしね。
公園とかでも、結構『えぇ?!』っていうのがなくなっていったりしますからねぇ。
でも、無くしていくから逆に能力が育たなくて、もっと簡単なものでも怪我しやすくなる、とかもあるかもしれないし。。
むじゅかしい。


> 小枝さま
そうですね。 こういう施設に過保護過ぎだと文句言うのは、言い過ぎでしたね。 当然のことですからね。
まぁしかし、こんだけ手厚く保護してあると、子供たちもおもっきし飛び跳ねられますから、運動能力は上がりそうですね。 まぁ安全なトコだけで遊びすぎるのもあれですけどね。
少し危険な野山とかでも遊ばして、その両立ですかね。


> itouさん
そうですね。 当然注意はしますよね。
危ないことは止めなきゃなんないし、危険なモノは無くしてかなきゃなんないし、人類はそうして死を遠ざけてきた訳で、もちろんこれからも、どんどんそうしていくんだろうし、まだまだそれを続けていくべきだと思います。
でもどこかにきっと境界線はありますよね。
不老不死になったらきっと生きる意思を無くしてしまうと思うのですよ。
無限と無は同じ意味合いというか。
そんな、ちょっと大きい時の流れをおぼろげながら感じてしまったウルトラマンワールドでした。
文字通り超人世界を垣間見てしまったのかもしれません。。。




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