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カリスマ不在

去年、ひとりのカリスマが亡くなった。
現在、てるる弟が通っている幼稚園の園長である。
彼女の圧倒的なパワーによる指揮の元、その幼稚園は非常に厳格に、そして愛に溢れた場として、存在が保たれていた。
しかし、ひとりの絶対的なカリスマが居なくなり。
今、その幼稚園は迷走を始めた。



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いや、とにかく厳しい人でね。
ダラけた態度とか礼を失する様なことをすると、お客であるお母さん方でも、容赦なく叱り付けるんですよ。
はじめは女房もビックリしたらしいです。
でも、叱られた理由は明確で至極最もな事なので、どのお母さんも反論はしなかったし、陰口を叩くようなこともしなかったそうです。
そして、その教育理念も厳しく、自分の信条の基、給食も無し、送迎バスも無し、預かり保育も無し、という現在の幼稚園の主流から逆行するような3重苦体制を敷くわけで。
しかしそれは、親と子のふれあいを大事にするという理念があってのことであって、その理念の強さを彼女の口からきくと不思議とそうであることが当然のことに思え、そしてパワーが湧いてくる。
なぜなら彼女の言葉には愛が溢れていたから。
厳しいだけでは誰も付いてこないが、彼女の話す言葉は全て子どもに対する愛情で包まれていた。 全ての理念の出発点は『子どものため』であった。 だから説得力があり、誰もが頷いて、従ったのだ。
そんなカリスマの亡き後、果たしてこの園はどうなっていくのか。。
女房の話だと、既にお母さんたちの態度に微妙な変化が出てきているという。
そして、時間外保育も始まり、また、送迎バス的なものも検討されているという。
もちろん、圧倒的なカリスマが居なくなってしまったので、同じ体制では難しいだろう。
それは無理というものだ。
色々システムは替えていかねばならないだろう。
その辺はこれから右往左往あって、どこかに落とし所を見つけていくんだと思うが。
しかし、是非彼女の一番思っていた、『まず子ども有りき』の理念は忘れないでもらいたい。
いや、彼女の元で子供たちの教育に携わってきた先生たちなのだから、きっと大丈夫であろう。
子供たちと母親、父親、先生方、みんなが愛に溢れる園にしていってくれるだろうと思う。
そして、亡き園長の言葉に強く心を動かされたこのONも、もちろん。
そうなるよう、協力は惜しまない次第である。

それが偉大なる園長先生に対する恩返しだ。



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幼稚園は当たりだった
幼稚園潜入2008


↓今日のせがれ覚書↓

せがれ兄
(トトム)
8歳7ヶ月
もちろんトトム兄も同じ幼稚園。
カリスマ健在の全盛期です。 大変にお世話になりました。

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てるる弟が卒園する時も、『この園にして良かった』と思えるようにしていきたいね。

せがれ弟
(てるる)
4歳1ヶ月

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コメント ( 7 )


ひーつん :

とぅえるー弟関係(すなわち、とぅえるー弟の幼稚園についてのこと。)
のアンケートを行います。下からON吉が思いそうな言を
チェックしてください。

01.□ 前から行きたくない気分だった。
02.□ 先生が一人、怖い性だから。
03.□ ウルトラマンがないから。
04.□ 前から甘えんぼらしい。
05.□ 園長にびびるらしい。
06.□ 躾が中々。
07.□ 「トム兄、お前の仕業か!」
08.□ そして 夜寝れない。
09.□ Keyの新作がどうしてもやりたい気分。
10.□ 俺嫁状態。
11.□ https://www.nicovideo.jp/watch/sm13592536

タンスの角 :

んんー幼稚園の頃は首でフラフープ回した記憶しか……
たしか、せいかつはっぴょうかいだったかなぁ
どんな生活してたんだろ

ひーつん :

えー・・・幼稚園の頃?・・・
いやや そんなもん思いだしたくないわ。
ハゲが増える!

タンスの角 :

円形ですか?

itou :

ON氏が出会ったカリスマ園長も今の幼稚園を支えている先生方も
真剣に子供に向き合っていらっしゃると思います。

子供が始めて出会う社会生活の場ですよね。
それを作る先生達は相当の覚悟が無いと就けないですよ
そんな責任重大なトコ。

でも、真剣だからこそ視野が狭まることもあると思います
それを違う視点で指摘できるのが親なのです。

ON返しの気持ち
すっごい嬉しいと思うよ、今の先生達にも。

元保父の戯言です。

小枝 :

幼稚園って本来「子どものため」の施設なんですよね。保育園だと保護者のため、っていう要因も含まれてくるのですが。
前の園長先生は、ONさんの仰る通り、その理念に基づいて運営されていたんでしょうね。今のご時世だと困難な局面もあったでしょうが、貫き通された姿勢は素晴らしいと思います。
運営方針が変わっても、単に保護者におもねるのではなく、お子さん方を第一にしたものであってほしいですね。

因みに、私の通っていた幼稚園もノー給食・ノー送迎でした。公立だったからなのかもしれないけれど…。
母親の作ってくれたキャラ弁は嬉しかったなぁ~(^^*

ON :

> ひーとぅるるん
キミはホント、人が真面目に話してるっつーのに!
てゆうか、ONが『である調』で書く時は真面目モードん時だから。
そんな時はボケちゃダメ。 ダメダメ。
ノウンノウンよ?
まぁキミはそんなんお構いなしだろうけどね。
それでこそ、ひーとぅるん。
だからこそ、ひーとぅるん。
ぞ、なむ、や、か、こそ、ひーとぅるん。


> タンスの角さま
キんミも微妙だよなぁ。。
明確にボケてはいないけど。
でも、確実にボケてるよね。
ボケ倒しにかかってるよね。
ノウンノウン!
首でフラフープ回すなー!


> itouさん
おお、さすが、経験者だからこその含蓄のある言葉。
真摯に聞かせていただきます。
しかし、ホント今は舵取りがグラグラで見ててもハラハラなんですよねぇ。。
さて、今後どういう変化を遂げていくのか。
先代園長時代を知るママ・パパ達が少し声を上げていくのも必要なのかなぁ。。
でも経営とか難しいこともあるし。。
う~ん。。。


> 小枝さま
かなり古くからある園だし、先代はその道ではそれなりに一目置かれていた人物だったみたいで、国のお偉いさんとも精通してたりとかで、影響力もあったんだけど、それが無くなるとやっぱ色々と難しい局面があるみたいなんですよねぇ。。
今までのように信念だけでやっていけるのかどうか。。
信念を貫くには相当の覚悟と力が必要な時代ですからねぇ。。
はてさて。。




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