トトムに必要なのは帝王学だった！(ＧＲＯＷ子育て)

トトムに必要なのは帝王学だった！

やっとわかったよ。
トトムにはねぇ。
帝王の血が流れてるんですよ。
そんなせせこましい教育をしている場合じゃなかったんだ！
王者になるべく御方だったんだ！

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なんかねぇ。
違うなぁと思ってたんですよ。
彼を育てながら。
こんなか？
人ってこんなだっけか？　って。
違ったんだね。
彼は普通の人ふぜいではないんですよ。
そんなねぇ。
ご飯を食べてる時にかならず袖口におかずが付いちゃうとか。
机の下が常にバミューダトライアングルだとか。
一緒に出かけてふと彼を見たら、手をベロベロ舐めまくってたとか。
そーゆうね。
ことをいちいちグチグチ言う対象の御方ではなかったんですよ。
もっと壮大な。
もっと超越した。
王者なのですよ。
王者。
さる高貴な。
家柄の。
ね。
これ。
どーすればいいの？
わっかんないっすよ。
彼をボクはどーすればいーの？
王者なんて育てたことないっすもん。
やり方がわかんないっすよ。
みたいなね。
いや、まぁでもしかしね。
確実にＯＮや女房とは人種が違うのは間違い無いですね。
今はまだなんとか手綱を握っていられますけど、きっと中学か高校くらいんなるともうダメになるでしょうね。
彼は我々の思考の範疇をきっと飛び出していきますよ。
壮大に超越していきますよ。
それまでに何ができるか、なんですよね。
まぁ、ひとつ何としてでもやらなくてはならないのは、悪の帝王にならないように。
彼はねぇ。
放っとくと絶対傾いていくんですよ。
そっち方面に。
そうならないようにね。
その壮大に超越した力をなんとか善なる方向へ。
向かわせたいんですよねぇ。
上手くいくかなぁ。。

まぁでも、ひとつ大きな教育をしていくというのはちょっと頭に入れといた方がいいかもな。
彼はせせこましくみみっちい世界で生きるタイプじゃあない。
恐らく、もっと大きな舞台で生きていく事になるはず。
その時に、彼の持ってる力を真っ直ぐに発揮できるように。　育ててやらないとなぁ。

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