トトムの授業参観と、主体性の考察(ＧＲＯＷ子育て)

授業参観というか、オープンスクール？　なんか違いがよく分かんないんだけど、まぁ、授業風景が見れるということで、テルルも連れてひとつみんなで見に行ってみることにいたしました。

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なんか、研究発表みたいな感じの授業だったんですけど、生徒はピンでもグループでも各自で決めたお題を自分で調べて、まとめて、みんなの前で発表する、みたいなね。
で、我らがトトム兄は『虫』に決めたらしく、３～４人でグループになってやっておったわけですが、まぁまぁ、うん。　なかなかきれいにまとめておられたのではないでしょうか。
クイズなどを絡めつつ、発表していて、そつ無くこなしておりました。
まぁ、こと虫に関しては、トトムは一日の長がありますからね。
ある程度グループ内でも声を出していけたのではないでしょうか。

しかし、見てて当時のＯＮを思い起こしてたんですけど、ＯＮはねぇ。
こーゆうの全くダメだったんですよねぇ。
ダメっていうかねぇ。
なんだろう。　みんなが何をやってるのか全く分かんなかった。
っていうか、ノータッチ？
我関せず？
逆蚊帳の外？
うん。
『あ、ボク、その件に関してはノーサンキューですので。　どーぞみなさんで。』
っていうスタンス？
まぁ、今流行りの草食系？
っていうか、かすみ食い系？
だったんですよねぇ。
あと、遠足とか社会見学とか修学旅行とか、そーゆうのもね。
自分がどこに行くのか、また、今どこに行っているのか、そして、どこから帰ってきたのか。
といったことが全く知らされてなかった。
自分が、自分に知らせてなかった。
これねぇ。
なんだろうね。
いや、でも、凄い楽しかった。
楽しんではいた。
人一倍楽しんではいた。
しかし分からない。
ここはどこなのか。
わたしは誰なのか。
今何時なのか。
お腹すいた。
ご飯まだ～？
みたいな。

これ多分ねぇ。
いや、元々の性格もあるんでしょうけど、育ち方にもよる所があったのではないかなぁ。
すなわち、ウチの親はどこか行こうっていう時、子供にお伺いを立てないで、勝手に決めて勝手に連れて行く感じだったんですよね。
そして、各々のシチュエーションでの選択権は全て暴君ＯＮ兄にあり、ＯＮには追従権しか与えられてなかったんですよ。
圧倒的な力で剥奪されてましたんでね。
なもんだから、何かイベントごとがある時、ＯＮは自分では考えず、全て枠を作ってもらい、その中で楽しむ。　という教育を受けてきて、そしてそれに適合してきたんですよね。
で、学校でもその力は存分に発揮され、グループ研究に関われず、企画に絡めず、決断力に欠ける主体性のない人間ができ。
思春期に苦労したと。
あのねぇ。
女子とデートとか、最初、全然分かんなかったからね。
『え？　連れてってくんないの？』
みたいな。
『え？　どこで食べるか僕が決めんの？』
みたいな。
『ていうか、告白って僕がすんの？』
みたいな。

これではいかーーーーーーーん！

ということで、一念発起して性格改造を行なって、まぁ、今ではなんとかある程度の主体性はついて来ましたけどね。
そんでも、全部人任せにしてきたツケは結構今でもあって、子どもを連れてどっか行くとかでも、電車の乗り方が分かんなかったり、ホテルの泊まり方が分かんなかったり、諸所で苦労はありますけどね。
まぁでも、子どもができてからは、さすがに自分でどうにかしなきゃならん事が多いんで、益々その辺は改善されてきてますけどね。

わが子たちは、まぁ、トトムは大丈夫だろうけど、テルルはそうなんないように、ある程度決定権を持たせていかないとなぁ。。

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