老後の楽しみ(ＧＲＯＷ子育て)

そんなわけで、昨日もチラッと書いたんですけど、育児に能動的なお父さんたちを呼ぶ言葉として『イクメン』という新語が出てきて幾年月が経とうとしている昨今。
どうも、そんな風に呼ばれるのはイマイチ心外だと。
そんな現場の声も聞かれたり聞かれなかったり、みたいなニュアンスの記事があったんで、ちょっとつらつらと思ったことを。

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そう呼ばれても約3割の夫は喜べない認知度が上がっても賛否両論な「イクメン」の気持ち

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その記事では、嬉しくない理由として、

「親バカな感じがして恥ずかしい」(45歳)
「奥さんの尻に敷かれているように思われるから」(44歳)
「そう呼ばれたくて育児に取り組むものではないから」(36歳)
「育児に協力することは普通のことと思っているため、わざわざイクメンと呼ばれてもうれしくない」(35歳)
「他の人から見ると家内が何もしないように思われている気がするから」(31歳)

みたいな意見が掲載されてたんですけど、どれも、うん。
そーなんだよねーと思うことばっかなんですけど、とりわけ最後の項がね。
深く頷いてしまうんですよね。
これねぇ。
男もそうだし、女もそうなんですよ。
だから、誰にも言えない。
ＯＮが何か家事をやっていたら、それはイコール嫁は何をやってるんだ。　って事になっちゃうんですよね。
別にいーじゃん、手の空いてる方がやるで。
って思うんですけど、『家事は女』っていう旧態依然的な概念がまだまだ全日本人の中で根強く残ってるから、ヘンテコな印象を与えることになっちゃって、結局、ハナからなんも言わない方がマシだな、ってところに行き着いちゃうんでうすよねぇ。
もーいいじゃん。　家事も育児も仕事も今やれる奴がやるで。
もっと言うなら家事なんて外注でいいんだよ、そんなもんは。
家事は技術が要る。
得意な人間が対価を得てやるでいいんじゃないの？
で、その間働いて、働いた分をそっくりそのまま家政婦なりに支払うという形でも、それで経済が回るならそれでいいと思うし、それに、そうすることで家事に対する対価の市場レートが定まってくれば、『1日じゅう家でテレビばっか見ててホント女は気楽で良いよなぁ』みたいな盲目的な発言も多少は減ってくるのではないかしらん、というか、しまった、違った。
そんなことを書こうと思ってたんじゃないんだ。
また、昨日と同じ事んなるトコだった。
えっと、まぁ、ＯＮもそんなこんなで家事の幾つかをやったりやらなかったりしてるわけなんですが、そもそもそれはＯＮの野望の一環なのですよ。
すなわち、老後に女房と余生を楽しく旅行などしながら過ごしたいと。
そー思った時に、その肝心の老後を迎えた時に、自分一人で健康体でもつまんないじゃないですか。
全然楽しめないじゃないですか。
なるべく一緒に元気でないと。
そのためには今も明日も明後日も、やれることはやれる人間がやって、なるべく五分にしていきたいと。　そー風になるじゃない？　なるんですよ。　考えたら。　普通。
それで一緒に元気にマチュピチュに行こうよ。
タイガーバームガーデンに行こうよ。
みたいなね。
ことになるじゃないですか。
だからね。
どっちかが楽をして、どっちかが常に苦労してるっていうご夫婦がもし居ましたらね。
それは今はいいかもしれないですけど、老後にきっと楽しくないからやめた方が良いと思います。
今の内に是正しましょう。
そして、お互い楽しいシルバーライフを送りましょう。
初老のＯＮより。
ゴホゴホッ

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